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おひとり様日記 居酒屋のウーロン茶

初めまして 私 「もう少々和尚」と申します。
近年独身率は上がる一方ではありますが、その数字を握っている私が休みの日「おひとり様」としてどういった過ごし方をしているかを日記にしていくシリーズとなります。
今回は投稿企画 #買ったわけ  についてお話しさせてください。

居酒屋のウーロン茶

みなさまは居酒屋に行かれる場合、殆どの方は飲酒目的ではないでしょうか?
私といえば、最近は食事目的で居酒屋に立ち入る事が増えて来ました。
夜の繁華街ともなると殆どが居酒屋となり食事メインのお店がないわけではないのですが、お酒の当てであったり一品料理など満腹にするには足りないものばかり

と、思っていたのですが探せばあるものです。
ご飯もの、郷土料理、麺ものなどメインディッシュをしっかり備えた居酒屋がありました。
そして恐らくですがそういったものは「複数人でシェアして食べる」前提なのか一人前にしては量が多いというお店もあります。
これにはおひとり様の私は歓喜しました。
お腹いっぱい食べれると!!

お冷に冷え冷え

そんなある種おひとり様の「旨み」を覚えてしまったわけですが、食事をしている場所は「居酒屋」
そうです。飲食店では当たり前のように出てくる「お冷」は出てきません。

もちろん居酒屋に行かれている方はご存知かと思いますが一通りお酒が入り、宴もたけなわ「人数分のお冷ください!」
と言えばもらえるのです。当たり前のように。無料で。

ですが男一人で居酒屋に来て酒一滴も飲まずに料理だけ頼み「お冷ください」
という一言が出てこなかったのです。
ようはカッコつけです。
こういった無駄なカッコつけやプライドが独身たらしめている所以であります。
そこで頼んだのが「ウーロン茶」
ですがこのカッコつけが私の価値観を大きく変えました。

なみなみとジョッキに注がれたウーロン茶

もちろんお店によってジョッキかグラスかはそれぞれですが・・・

これです。
居酒屋にしかないウーロン茶の強みです。
「ジョッキになみなみと注がれている」「ジョッキがキンキンに冷えている」

もちろんお冷くださいと言えばジョッキに注がれ氷も入れてもらい冷えてはいるのですが、このキンキンに冷えたウーロン茶が居酒屋の「味が濃く」「脂っ気のある食事」に超ピッタリなのです!!

私は以前から「ラーメン屋のお冷」が苦手でした。
というのもあまりコップが清潔ではなくお水を注ぐと表面が虹色に。大当たり濃厚。
と、言いたいところですが折角美味しい食べ物を食べる合間に飲む水がこれではなんだか悲しくなってしまい。
何よりラーメンの脂っこさに水が勝てず口の中に脂が残る感じが苦手でした。

なのでラーメン屋だったりお冷セルフのお店では取らない事が大半で、お店を出た後に近場のコンビニや自販機で口直しを買っていたのですがこの無駄なプライドが生んだ「ウーロン茶を頼む」という行動がまさしく天啓でした。


私が居酒屋のウーロン茶を買ったわけ

おかげで居酒屋で食事をとる場合や、脂っこいものを食べに行く時は「ウーロン茶」を頼むようになりました。

昨今物価高騰で飲食店でソフトドリンクを頼む事はなんだかタブーとされていたり、まじ?後でコンビニで買えば良いじゃん。
と言われて来ましたがやはり、折角、美味しいご飯を食べるなら美味しく食べたいと私は思います。
そのためにお冷とは違う爽快感や食事との好相性を求めてウーロン茶を頼むようになりました。

普段頼まないよ、という方にもぜひ一度お店で「ウーロン茶」を頼んでみていただきたいです。
通っている美味しいお店の大好きな一品がもっと美味しく感じられると思います。

居酒屋ならお酒を飲めば良いのでは?

そうです。
正直お酒を飲めばいいと思いますが、私は普段交通手段が車な為ガツンと飲んで帰るという事ができません。
そもそも居酒屋の料理自体が一般の飲食店より割高な上にソフトドリンクを頼んだとするとおひとり様でも2000円、3000円近いケースもあります。
ですが私たちが日々汗水泥水啜らされやっとの休日に勝ち取った美味しい居酒屋の一品料理。心ゆくまで楽しめなくては魂が灰色になってしまいます。
より良い瞬間をつなぎ、有意義な休みのためにはお天道様も許してくれる・・・はず!!


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