ヒトの美の種類
ヒトには美術に対しての感性はに二つの種類に分かれていると思っている。
それは動物の持つ本能的に訴えるもの、そして無条件の愛を具現化したものの二つに分かれていると思っている。
例を挙げると古代西洋絵画ではキリストがテーマとなり描かれていた。
キリストの無条件の愛、そして宗教の
心の救済を絵画として表現する事で観たものは無条件の愛を受ける事になる。
そしてそれは辛い事、悲しい事が起きた時ほどその絵画の持つ力が発生しその閲覧者を救うと言う結果になり得る。
そして二つ目は人間の動物的本能に訴える日だと思う。
それは本能的欲望、すなわち性欲や食欲などのいわば肉食的な物を具現化した絵画である。
音楽で言うと爆発する様な激しいアップビートの音楽、絵画なら荒々しさが感じられる様な絵画であろう。
その絵画は人間的本能を刺激しいわば動物の様な快感を生み出す。そしてこちらの方が爆発力、エネルギー力が強い為感情の揺れ幅が大きい。しかしそれは時と場合によるが。
音楽悲しい時に聞く方が感情の振れ幅は大きいと同様の事。
そしてこの感性を現在の社会的文脈に反映する事がアートなのでは。
しかしこの社会的文脈に囚われるのは本末転倒である。
個人の体験が社会的文脈に関連される事で
それは完成する。
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