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『GOOD』 -善き人- (4/12夜)

4/12(金)に世田谷パブリックシアターで『GOOD』-善き人-の18:30公演を観ました。

朝の5時?って一瞬なる

仕事関連の試験勉強に追われていたので、開演まで勉強が頭から離れなくて大変でした。頑張って集中してみたけど、終演後には、すぐ勉強を再開したせいで、鑑賞の振り返りができず記憶が遠いです。

ただ、クソ重たいなってのは頭に残っていて、このくそ重たい感じが、昨年、森美術館で見たクリスチャン・ヤンコフスキーの『HEAVY WEIGHT HISTORY』を思い出しました。ちなみに、サマステとハシゴしたので、EXスタンディング対策の靴装備で、5時間くらい歩き回ったせいで靴擦れを起こし、歩けなくなり、すごい時間をかけて帰宅する羽目になりました。みなさん、スタンディング靴装備で美術館には行かないように‼️

持ち上げるモニュメントの重量が、歴史の重たさに比例していて、戦争とか絡んでいていると持ち上げるのが大変なのです。

話を戻し…試験後に悲劇喜劇に載っていた戯曲を読みました。全部読むのは大変だったので、振り返りたいシーンだけ。ところどころ注釈があって、知らない知識の補完ができて良かったです。気軽に注釈だけでも読むのオススメ!

劇中に何度も出てくるチーズケーキに対して、なんでチーズケーキ?ユダヤ人のチーズケーキは特別にウマいのか?とハテナ状態だったけど、元々、チーズケーキはユダヤ人の伝統的な料理だったらしい。

リヒターが惚気ている時に、拓実くんが歌っていたシーンが大好きなんですが、曲が思い出せないんですよ。どっちのシーンでしたっけ。多分どちらかなんだけど、映画見たら解決するかな。
・リヒャルトタウバー『君こそ我が心のすべて』
・マレーネディートリッヒ『また恋してしまったの』
後者かなぁ。わかんないですけど、改めて聞いて、気に入った方を推しておきます。

ボック(拓実くん)たちがビールを持って歌っているのは、学生王子の『乾杯の歌』って曲らしい。私は楽しそうに飲んでいるより、イキった顔でビールを飲んでいるように見えて、なんだか幼稚な大学生のように感じてしまったよ...

愛人から良い奥さん感が出ていて嫌だったな。鴨焼いているし、料理できる感じがいやだな。奥さんと対比してなんでもそつなくこなせる感じが出ていてムカムカしました。ハルダーは色んな事に追われていたし、甘えられたり息抜き出来る環境を作ってくれる人がいいんでしょうかね。はぁ。

ラストシーンについて、音楽隊は実際にあったんですね。知りませんでした。

同じ時代を描いている作品ということで、シンドラーのリストを見ました。ベッド越しで銃を向けるシーンが嫌で、そこから見れていなかったのですが、頑張りました。とは言いつつ、血が見れないので目をつぶることは多かったですけど。作中、リストが「善リスト」と言われていました。命を救うリストだから善だけど、リストに無い人はどうなるワケ?って感じだし、完全なる善を生み出すのは難しいのかな。しょぼーん。

拓実くん羨ましい案件だと思っていたけど、ナチ公役のセリフは自分の思想的には受け入れがたい部分もあり、自担じゃなくて良かったとホッとしちゃいました。拓実くんの次のお仕事も楽しみだな。

(余談)グルコサミン以外に世田谷育ちがあるんや!

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