Akira

東大6年目、工学、25卒

Akira

東大6年目、工学、25卒

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高校時代の自分に何か言えるなら

昨日、高校時代に打ち込んでいた部活の関係者(幅広い年代のOBOG)に会う機会があった。そこで40歳前後のOBに言われた言葉がとても引っかかっている。「ぜひ、母校で講演をして欲しい。(母校で行われている)キャリア教育は、医者や士業、研究者などを呼んでくるばかりで、大多数の学生が将来なるサラリーマンを無視しているのが問題だ。」私が東大に文系で入学し、紆余曲折を経て理転し修士に進学し、さらに紆余曲折を経て"サラリーマン"的進路(コンサルなので一般的な総合職とは少し違うかもしれない)

    • 地味に留学に持っていけばよかったもの

      2023年9月から半年間、物価激高なスイスで留学をしていた。 「留学 持ち物」と検索して出てきた複数のリストを参照しながら支度をしたので、致命的な忘れ物はなかった。(優秀なリストを公開してくれた先人たちに大感謝)以下、地味に欲しかったもの。大多数の人には無意味だろうが、刺さる人がいるかもしれない。 関数電卓 理系学生の必携用具のはずだが、すっかり忘れていた。もちろん現地でも購入可能だが、スイスの高すぎる物価×円安という悪条件のため、恐ろしい金額だった。暗算が得意(4桁同士

      • 春休みに読んだ本たち

        自分は迷った時にとにかく本を読む。「何の本を読むか」自体が、自分の興味関心の鏡であり、その本に対する自分の反応が自分の進むべき道を知る手掛かりになるからだ。大学入学直後に自由に溺れ迷子になったときも、コロナ禍で全てが暗礁に乗り上げたときも、ずっと本を読んでいた。 翻って、土木に出会い真っ直ぐ我武者羅にやってきた大学2年生後半からの3年半は、その様な本の読み方をすることはほぼなかった。単なる娯楽としての読書か、明確な目的意識に基づく読書が大半であった。 ずっと憧れていた留学(と

      高校時代の自分に何か言えるなら