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ドワンゴの全従業員情報や「楽曲収益化サービス」利用のクリエイター個人情報が流出

ドワンゴが全従業員情報や「楽曲収益化サービス」を利用するクリエイターの個人情報を含む大規模なデータ流出を報告しました。この流出は、同社のサーバーが不正アクセスを受けたことが原因です。

流出した情報には、氏名、住所、連絡先、銀行口座情報などが含まれており、既に警察当局に通報され、調査が進行中です。ドワンゴは、被害を受けた従業員とクリエイターに対して個別に通知を行い、今後の対応策として、被害者向けの相談窓口を設置する予定です。また、全てのユーザーに対し、パスワードの変更や不審なメールや連絡に注意するよう呼びかけています。

この事件により、ドワンゴはセキュリティ対策の強化と再発防止に努めることを表明しています。

株式会社KADOKAWA(代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、同社グループのデータセンターがランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受け、従業員情報や取引先情報などが漏洩したことを発表しました。この攻撃により、多数の読者やユーザー、作家・クリエイター、取引先、株主・投資家に対して多大な迷惑がかかっていることを深くお詫びしています。


発覚と対応

攻撃発覚後、KADOKAWAは直ちに対策本部を設立し、外部専門機関の支援を受けながら情報漏洩の可能性を調査中です。攻撃を行った組織は、KADOKAWAが保有する情報を流出させたと主張しており、同社はその信憑性を確認中です。しかし、一部の漏洩が確認されたため、詳細を報告しました。

流出した情報

取引先情報

  • 「楽曲収益化サービス(NRC)」を利用している一部クリエイターの個人情報

  • 元従業員が運営する会社の情報

  • 取引先との契約書、見積書など

社内情報

  • 株式会社ドワンゴ全従業員の個人情報(契約社員、派遣社員、アルバイト、一部の退職者含む)

  • 株式会社ドワンゴの関係会社の一部従業員の個人情報

  • 社内向け文書


影響と対応策

警察による捜査が既に開始されており、KADOKAWAも関係当局に報告しながら事実確認と適切な対応に努めています。クレジットカード情報は社内で保有していないため、これに関する情報漏洩はないとしています。今後、7月中には外部専門機関の調査結果に基づく正確な情報を報告予定です。

対象者への通知

情報が漏洩したクリエイター、取引先、元従業員には個別にお知らせとお詫びが送られ、専用の問い合わせ窓口も設置されました。連絡がつかない場合には、今回の発表をもって通知とします。

KADOKAWAは今後もセキュリティ対策を強化し、再発防止に努めるとしています。

詳細情報とお問い合わせ




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