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【超簡単解説】 国民年金

国民年金の支払いは義務

「将来どうなるか分からないから、年金払わない」って言ってる人たくさんいるんじゃないでしょうか?
そもそもの話、日本の住民票に登録されている人は、年金に強制的に加入扱いになるんです。
だから、年金を払わないって選択肢がなく、ただ滞納している状態な訳です。

年金の還元率は超優秀

1ヵ月の保険料が16,590円(令和4年12月現在)で、老齢基礎年金(国民年金を払ったらもらえる年金)を20歳から60歳まで40年きっちり払えば、65歳から月額64,816円(令和4年12月現在)受け取る事ができます。
1ヵ月の金額だけ単純に比較すれば、約3.9倍で還って来る訳です。
ものすごーく簡単に説明するなら、75歳2ヵ月生きれば、その後の人生で受ける年金はまる儲けって言い方もできる。
こんなの生命保険でありえないし、支払い元が国なんだから、倒産の心配もいらない。

障害年金・遺族年金って凄い保証も国民年金

国民年金を滞納していると、障害年金(病気やケガをして治療しても治りきらない場合の補償)や遺族年金(亡くなった人の扶養家族が受けとる年金)が支払われない事だってある。もったいない!


最後に私の考察を

これだけ言っても、年金の未来に不安を抱いて払わない人に二つ考察を。

・滞納している年金保険料が、口座から強制徴収されたり、裁判所を通じて家財差し押さえになったり、勤め先の給料が差し押さえされる未来は十分に考えられる。

・日本の年金制度が崩壊するとしても段階的で訪れると思われ、その段階のどこかで、支払った保険料の相当額を希望者に変換するシステムが組まれるだろうと考えられる。

年金払わない事こそリスクだと思うんだけどね~

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