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《# 2023年自分が選ぶ今年上半期の4枚》というタグを見て考えたこと。


自分も上げようと思ってPixiv、Twitterのメディア欄を遡ってみたところ、完成絵、彩色済み絵が思っていたよりもずっと少なかった。

線画/途中絵こそ投稿数はあるが、これらを作品だとはとても言えない。無論この中から4枚を選ぶとかいうレベルではない。それ以前にクォリティも低い。

惨憺たる有様だ。とにかく絵を描ききる、完成させるというプロセスを踏んでないのだから下手で拙いのは当たり前だ。納得いくまで描ききってないんだから、改善や成長も少ない。

いや、自分なりに改善や課題には取り組んでるつもりだけど、課題を見つけただけで解決法が分からず止まっちゃってる。やはり納得いかないなりにも納得出来るラインまで仕上げて描ききって発表しなければ成長はなるまい。

構図/コンセプト決め、背景下書き、人物下書き、線画(清書)、色塗り、加工。それぞれのステップを自分なりに、未熟なりに描ききるしかない。ダメな自分の絵がサムネイルに並んでると吐き気がしてくるけど。


たくさんある中からベストな4枚選ぶ、ってなったら40枚は候補が欲しいところ。10枚の中から4枚選ぶより、40枚からの4枚は選ばれた意味が強いと思う。

下書き/清書/彩色で一枚に8〜14時間かかるとする(※実際にはもっとたくさんかかってるけど、まあ便宜的にそれくらいと仮定します)。

40枚の完成絵描こうとしたら320〜560時間かかる計算。

半年(180日)で40枚描こうとしたら、4〜5日に1枚完成させなきゃいけないことになる。毎日2~4時間強の作画時間を絵の為に確保出来る人間に、なれるのか…??

一年(365日)に40枚作るなら8〜9日に一作品描き上げる必要がある。背景や画面に映ってる人数が増えればそれでもハイペースだと思うし、毎日1~2時間の作画時間を確保する必要がある。1時間で終わる作業、進捗って正直厳しい。目標を達成するなら相当手が速くならないといけない。

その為に必要なことは何だろう。デッサンやクロッキーなどの鍛錬か、単純図形の練習か、習慣づけか、深い観察か。手が速くなるにはやっぱり時間がかかる。

一概に絵を完成させるといっても、ワンドロ/練習絵/ラクガキの量産⇄ちゃんとコンセプトやメッセージのある一枚絵イラストとは全く違う。両者の間にある壁はとても大きい。

その壁を越えて一応の納得いく完成絵×40回(上半期/下半期なら80枚)をつくるということ。作品と言える絵を創ることに対してちょっと怖くなってくる。

何が必要かしっかり考えてやらないと達成できそうにないし、しっかり考えて手を動かそう。


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