日記

夜。
とりわけ深夜はやる気がなくなって、課題や予習が手につかなくなる。が、やらやければならない。不健康、、が、当たり前。

朝はろくに起きられず、バナナを一本胃に放り込んで朝食を済ませる。若干の小走りで駅へ向かい、高密度の空間で十数分間を過ごす。電車を降りると流されているのか、流れているのかも分からないままバス乗り場へ足早に向かえば、長蛇の列が現れる。遠くに見えるその最後尾に並び、すぐさまそれが更新される。バスがやって来ると、出来るだけみんなが詰めて乗る。毎日。
毎日、

毎日これだ。

なにかも面倒になって、一限をサボって何もない住宅街を練り歩いたことも何度かあったが、それは何も生み出さないどころか、家で寝ている方が何倍もマシだ。というか、寝ることはむしろいいことだ。寝なければ起きていることができない。睡眠は優先されるべき事項だ。生き物は寝ることで活動する。毎日。

毎日寝る前に、何時間寝られるのか計算する。疲れた脳でゆっくり何度も計算し直して、ああ、今日も何時間しか寝られないのかと落胆する。今日も例に漏れない。毎日なのだから。
毎日こうなのだから。

計算しない日がある。翌日に用事がない日だ。大体金曜と土曜の夜だ。
それをずっと待つ。毎日。毎夜。

夜はいいことが少ない。
夜は疲れる。疲れているところに、ネガティブになって、もっと疲れる。
いいことが少ないと言っても、悪いことがあるわけではないのに。

毎日これだから、私の日記はせいぜい1ページで済む。これが私の毎日だ。私の毎日は基本的に夜によって変わる。夜に支配されている。
みんなそんなものだろうか。
毎日日記をつける人には驚く。脳がとびきり元気なのだろう。私も日記をつけたことがあったが、2日しかもたなかった。
私はそんなものだ。

そんなものなのだ。

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