マガジン

とあるマガジンに参加している。
記事を載せることはほぼない。
なにかの間違いだ、と思っているからだ。

それは、14歳くらいのキラッキラの中学生たちが運営しているマガジンだ。
半年ほど前だろうか、募集があった。
「参加したい方はコメント欄で申し込みを。
こちらから招待することもあります。」
みたいな記事を、確かに読んだ。
申し込みはしていない。
キラッキラの中学生たちの世界。
わたしには縁がない、と思った。
けれど招待状は届いた。

なんかの間違いだろう。
そうとしか思えなかった。
けれどわたしはマガジンに参加した。
noteを始めたばかりで、noteの右も左もわかっていなかった。
ただ、ポチッとした。
それだけだった。

今でも思い続けている。
なんかの間違いだったんだろう。
だから、わたしは参加しているマガジンに記事を載せることはない。
ただ、ふとマガジンを見ると思う。
「あれ、わたしまだ参加してるんだ」

幽霊部員。
そんな表現が正しいのだろうか。
けれどわたしはたいしたネタも持たない、精神疾患を持った中高年。
このまま幽霊部員であり続けよう、そう思っている。


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