ココロの病と向き合う
関東もやっと梅雨入りして、ジメジメとうっとおしい季節になって来ました。
うっとおしいとはいえ、やはり降るべき時に降ってもらわないと夏になって水不足になるのも困りものですから。
ただうっとおしい季節に入る辺りからカラダの不調と同時に、ココロが不安定になって来ている方も増えて来ています。
ひとまず心療内科や精神科を受診しようと問い合わせをしても、大体が2~3ヶ月先まで予約がいっぱい、病院によっては初診の受付を止めているところもある、とお客様から聞きました。
この傾向はもうだいぶ長いこと続いており、それだけココロの病に罹っている人がたくさんいるんですよね。
そこで「悩みだけでも聴いて欲しい」というお客様が、私のところを訪れ始めています。
ココロの不調にはお薬も大切ですが、ココロの中に溜まっている不安やストレスを吐き出すことも大切です。
溜め込み過ぎてしまうことで状況が悪化してしまうと、お仕事や日常生活にも影響が出て来て、その後が大変になってしまいます。
うつ病や適応障がいなどココロの病は病院とカウンセリング、両方とも必要になります。
どちらかだけでは基本的に回復出来ません。
ココロの病にはその原因となるウィルスや物理的な病巣が無いからです。
風邪とかガンであれば、その原因に直接効く薬や治療法があります。
けど適応障がいやうつ病はその原因が「不安」から来る「悩み」であり、その不安や悩みはその人の「生き方」の中にある「間違った思い込み」から創り出されるものなので、効く薬がありません。
なので症状として不眠やうつ状態とか強い不安に対しては対症療法として病院で薬を処方してもらい体調を少しでも安定させて、その状態でカウンセリングを並行して行うことが、ココロの病からの回復の早道になると言えます。
というわけで私はお客様に、体調が悪いようであればひとまず掛かり付けの内科などで良いので症状を伝えてお薬を出してもらいながら、カウンセリングで問題の大元と向き合いましょう、と伝えています。
自分のカラダの健康とココロの健康、日頃から気を付けてあげるようにして下さい。
頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます