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不思議な体験

昨日は思いがけず時間が空いてしまい、天気も良いしドライブがてら知人が開催している絵画の個展を観に行ってきました。

小一時間のドライブ、日光に向かう道は平日にも関わらず所々で渋滞したものの、街道沿いの紅葉を楽しみながら会場到着。
静かな環境の中にひっそりと佇む小さな駅舎がそのままギャラリーとなっている会場、お客様も結構来ていて、私も飾られている絵を楽しんでいました。

ここでお伝えしておきますが、私は美術に関する素養は一切ありません。
音楽的なそれは多少あると自負しているものの、絵とか工作とかは全くダメな人です。

これまでにも美術館などには足を運んだことはあり、そこにある絵や彫刻などの展示物を「きれいだなぁ」とか「迫力あるなぁ」といった感じで観てはいましたが、基本的にその絵の良さというか、専門家がうんちくを語るような見方というモノは出来ません。

個展を開催したumiさんという画家の絵も同様で、これまでにも何度か見ていますし、これ好きだなぁ、とか、きれいだなぁ、といった感じで観て来ました。
気に入った絵はカウンセリングルームにも飾ってあり(もちろんレプリカです)、その絵たちを気に入ってくれるお客様もいらっしゃいます。

今回は今市小学校150周年で子供たちと一緒に絵を描くという企画から出来上がった絵がメインとして飾られていました。

その様子はNHKニュースでも取り上げられたので、ご存じの方も居るかも知れません。

この絵はかなり大きいサイズで圧倒されましたが、鮮やかな色合いですごいなぁ…と思って観ていたのですが…

この後、最後に飾られていた絵の前で、動けなくなったんです。
何だか分からない。
何も言葉が出て来ず、ただその絵から目が離せなくなり、その場から動けなくなり。
こんなの初めてで、自分でも少し動揺しているのは分かりました。

今のこの状況は何なんだろう、自分はこの絵に何を感じているんだろう、分からない、言葉にならない。
これまで彼女が描いて来ている絵とは明らかに異質。
けど嫌いではないし、何かに惹き付けられているいるような感じもするし。

15分くらいでしょうか、少しづつ落ち着いてくるような感覚と共に動けるようにはなったのですが、何の言葉も出て来ないというのはこれまでにない体験で、自分でもすごく不思議な感覚でした。

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます