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最近読んだ本の話

久しぶりに小説を読んだ
理由は、地元の図書館で昔読んだことのある本を見つけたから

タイトルは「ストーリー・セラー」
作者は 有川浩さん
(今は有川ひろさんに改名しているらしい。Wikipedia情報です)

学生の頃、同級生だったか、先輩に有川浩さんの作品が面白いと聞いて、手に取った一冊。

一度読んだことのあった作品ではあったのに、読んでみると全然覚えていない。(自分の記憶はどうなっているんだと疑う)
初めて読むのと同じ感覚で、次の展開がどうなるのか、ワクワクしながらページを捲る。読書する楽しさを思い出した。実用書や自己啓発本を読むのとは違う、情景を想像する楽しさが小説にはある。

ストーリー・セラー
致死性脳劣化症候群という病気になった小説家の物語。
小説家が書く小説家の話。
読み進めながら、今はどこの軸を読んでいるのか分からなくなる。
作者に翻弄されている気がする。
それもまた楽しい。


一冊全て読んだ感想としては、この本に出てくる夫婦のように、お互いのことを死ぬ瞬間まで愛し続け合える関係性が羨ましいと思った。

そして生きるか死ぬかの選択を迫られた時、
自分だったら残りの人生をどう生きるのかを考えさせられる一冊でした。  

みなさんのオススメの一冊があったら、ぜひ教えてください!

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