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80歳の証言、深呼吸で血圧を下げる・・心肺機能の強化

血圧が高め・・・
「血圧高め」は放っておくと「大変なことになる」・・・。
こんなキャッチフレーズで「健康食品」を宣伝している会社があります。かなり際どい(恐怖心を煽る)キャッチですが、ネット上には頻繁に出ています。それでなくても日々血圧のことを心配して生活している人からすると胸を締め付けられるキャッチです。
 処方薬の次に襲いかかってくるのが「健康食品」です。
 製薬会社と健食会社が最も恐れているのは、国民全員の血圧が正常値になることではないかと、皮肉って考えています。年寄りはひねくれてものを考えるから、トシヨリなのですね。それは分かっていますが、シニカルには一部、真実も含まれているのです。

 深呼吸で血圧が下がる、と言うことが証明されたらどう言う事態が起きるでしょうか?誰か困る人、いますか?
そうです!困る人は大勢います。

 そんなことは「絶対に因果関係がない」と某研究機関や某政府機関が「フェイク」だと言い立てるかもしれないですね。ちょっと待ってください。医学関係の言葉に「心肺機能」と言う言葉があります。肺と心臓は体の中で隣り合っている臓器ですが、肺によって体外から取り込まれた酸素を心臓が身体中に送って生命機能を維持しています。

 肺は酸素を取り込むことができますが、それを体の隅々まで送り届ける機能は持っていません。心臓は酸素を体全体に行き届くよう、鼓動していますが、酸素そのものを取り込む機能はありません。つまり、肺と心臓とは相互に協力しながら生命現象の軸になっていると認識できます。
 心臓自身にも酸素は必要です。酸素は植物が太陽熱や太陽光線を必要としているのと同じに、生命の源です。脳や心臓に酸素が行き届かなくなったら、生命維持に大きなダメージになります。
 朝の空気を畝いっぱいに吸い込んでください。吸い込み、吐き出す私の所作は以下の通りですが、個人・個人がそれぞれの方法で工夫すればいいかなと思います。一応、書き出しておきます。
(1) 窓を開け放ち(冬でも)、真っ直ぐ立って腕はだらりと下げます。
(2) 左右の腕を大きな丸を描くように横へ広げ、回すようにして頭の上で印を結
 びます。この時、「酸素が体に染み渡る」と念じながら、鼻から空気を目一杯吸
 い込みます。
(3) 頭の上で印を結んだ手を胸の前に下ろしながら、口から息を吐きます。
 この時は「体毒は出ていけ」と念じます。目一杯吐き出したら、へその前で手を
 止めます。
(4) ヘソの前に止めた手を前にゆっくり突き出しながら、指を大きく広げてい
 き、鼻から空気を吸い込みます。この時(2)と同じことを念じます。
(5) 前に突き出した手をお腹に引きながら、「大気と体の毒素を交換する」と念
 じ、ゆっくりと口から息を吐きます。
(6) 手のひらを広げておへその上で止め、手をお腹につけたまま、胸を大きく反
 らし、鼻から空気を吸い込みます。この時も(2)と同じことを念じます。
(7) 手のひらを鼠蹊部に沿って下げながら、口から息を吐きます。
 この時は(3)と同じことを念じます。

以上がワンセットで、3セットやっています。
びっくりするほど爽快な気分になります。今朝もトライしましたが、いつもの血圧測定値は90/58 87/55とかなり低い数値でした。

〈表紙の写真はアテネ・テセウスの神殿〉

アテネ・アクロポリスを眺望する


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