見出し画像

80歳の証言・薬に頼らず血圧を下げる、肩こりと高血圧、どっちが先?

 肩が凝っていると首が重苦しいですね。肩こりの原因はいろいろあるでしょうが、私の場合は「力み」もその一つです。いつの間にか肩に力が入っていて何かと障害になります。ゴルフなどもトップやダフリの原因に肩に力が入りすぎ、があります。
 肩こりのひどい人は概ね血圧も高い人と言われていますが、私も若い頃から肩こりがひどく、鉄板状態でした。今でも肩は凝るほうですが、鉄板からコンクリートくらいには変化しました。仕事を辞めたからだと思います。

 その傍ら、肩が凝らない予防運動も始めています。
(1) 散歩の時に腕を回します。前回し、後ろ回しそれぞれ50回を2セットで
   す。
(2) 部屋でストレッチするとき、肩甲骨のこりをとるストレッチをします。
   手裏側を腰に当て、肘を曲げ、肘をできるだけ前に動かします。
   前へ10回、後ろへ5回。
   これを4セットします。初めは肘があまり前に出ませんが、毎日やっている
   とだんだん前へ出るようになります。
(3) 風呂に入った時の指で肩を押します。左右、5回ずつ。1セット。
(4) 肩ではありませんが、首の曲げ伸ばしをします。手を組んで頭の後ろに回
   し、肘は閉めて前に20回腕で押し込みます。その後、両手を背中で組んで
   首を反らし、後ろで肘をしめます。15回。

肩こりが治ってくると、血圧もほぼ比例して下がり始めます。肩が凝るから血圧が上がるのか、血圧が高いから肩が凝るのか・・鶏と卵の世界ですね。
 いずれにしても、肩こりを軽く見ない方が良いと思います。普段から力み加減の私は意識して肩の力を抜くようにしています。散歩のスタートの時、出かける時、食事前など側からは見えないようにそっと力を抜きます。電車に乗った時なども気がついた時には力を抜くようにしています。
 高血圧症は生活習慣病と言われていますから、血圧を下げようとしたら、その前に生活習慣を帰る努力が必要になります。しかも、継続性が要求されるので、成果が現れなくても続ける根性が必要ですね。
 薬に頼らず血圧を下げるのはそう簡単ではないですが、医者に行って薬を処方してもらうだけで1時間も待機することに比べたら安いものです。生活習慣の変更には費用がかかりませんし、習慣になって仕舞えば強いて努力も要らなくなります。

〈表紙の写真はイスタンブール・ブルーモスクです〉

イスタンブール市内のレストラン
ミックスピザ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?