アドラー心理学の「アドラー」とは?
アドラー心理学は
オーストリア出身の医師・心理学者アルフレッド・アドラーの提唱する心理学の一体系です。
アドラーは、わりと裕福なユダヤ人家庭に6人兄弟の2番目として生まれ育ちました。
アドラーは幼い頃、くる病(骨が曲がる病気)や声帯けいれんに苦しむなど、身体が弱く、成人してからの身長も155センチ程度だったと言われています。
2歳年上の兄は健康で、自分よりも活動的だったことから、兄に対する劣等を感じることは多かったようです。
また、自身も幼くして死の危機を味わっていますが、1歳だった弟の病死も経験し、医師を目指すきっかけはそこかしこにあったようです。
また、第一次大戦で軍医として従軍した経験、ナチス台頭によるアメリカへの移住など、アドラー自身が見たもの、感じたもの、経験すべてがアドラー心理学を形成していると言っても過言ではないように思います。
アドラーの生い立ちは、アドラー心理学の教材そのものといった感じです。
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