自宅内隔離生活【コミュニケーション編】

同じ屋根の下に暮らしながら、5日間接触を避けて生活するというのは本当に難儀な話で。

とはいえ、文明の利器に頼れば、いろんなことが可能になることを改めて実感しました。

夫はスマホユーザーではありますが、SNS関連ツールを一切使いません。
今どきなかなか珍しいタイプだと思いますが、家族との連絡手段も通話・メールしか使いません。
なので、家族であっても連絡が取れないことは多々あります。
(義理の家族が夫と連絡が取れず、よく私に連絡が来ます(笑))
ツールが使えないわけではなく、使わないのです。

夫はそれでいいのですが、娘とやりとりするのに困りました。
夫がLINEでも使ってくれていれば、ビデオ通話はもちろん、通話、チャットをしたいときにいつでもできたでしょうし、既読確認もすぐにできて便利だったのですが…。

考えました。ZOOMだけは入れてもらおう。
娘は夫の古いスマホはちょいちょい使っているし、ZOOMの使い方はICT教育のおかげでなんなら私より詳しいかも。

夫にメールでミーティングIDを送り、娘の顔を見ながら話す。
それが可能になっただけでもありがたいことです。
ただ、夫がメールに気づかず、いつまでたってもミーティング参加してもらえず待ちぼうけ…なんてこともあり、便利なのか不便なのかよくわかりませんけど。

ビデオ通話、私、コレ苦手な方です。
1対1であっても、なんかしゃべりの間とか難しくないですか?
娘は普段マシンガントークする派です。
いつもなら娘のマシンガントークから解放されたいと思うところですが、隔離生活中はこれが恋しくも思われ…。
きっと娘は私とたくさん話したいはず、そう思ったのですが、いざ繋いでみるとあまり言葉が出ない。
会話するより、ZOOMの機能をいじる方に気が向いて、意味なくスタンプ押してみたり、変顔したり。
あとで思ったのは、やっぱり”自分の話したいタイミングで話す”わけではなく、改まって「最近どうよ?」的なやりとりにならざるを得ないので、この時間ってそう楽しいものでもないんですよね…単なる生存確認的な。
(あ、いや、ビデオ通話が大好きな人もいますよね、きっと(;^_^A)
(我々親子はこんな感じでした、というお話です。)

でも、ZOOMの素晴らしい点も1つ。
ちょうど待機期間最終日の午前中2時間ほどオンライン勉強会に参加する予定があり、体調に問題がなかったので、フツーに参加しました。
当然ながら、他の参加者への感染リスクを心配することなく、普段と変わらぬ学びを深めることができて、やっぱりこのシステムはすごい!と思いました。
「愛知は今日はすごくいいお天気だったのに急に暗くなってきました」
「宮崎は風がすごいですよ」
「長野は-1℃ですけど『今日はぽかぽかするね~』とか言ってます」
なんて話をリアルタイムでしてましたから。

しかし、流行り病は、ホント人と人との間に入り込んで、距離を作らせますよね…身内に医師がいるのですが「社会的な病」と呼んでいました。

この経験から学ぶことは本当に多かったと思います。
健康面で様々なリスクを抱えてしまうことは、さすがに勘弁してほしいところですが、普段当たり前にできていることができなくなったとき、どう対応することができるのかを考える機会になりました。
そして、実際、それをやってみて、良かったところ、改善した方がいいところ、これも考えさせられましたし。
(日常的にキャンプされてる方はもっと楽しく、気分の上がる隔離生活を送れるんじゃないかな~)

自分自身もそうですし、すでに社会はそれを実践してくれています。
ZOOMやICT教育、デリバリーサービスなんかはその筆頭ですよね。
人間って賢いな~

困難な状況に陥っても、できればプラスに、建設的に考えられるようになりたいです!(^^)!



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