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無添加スキンンケアの落とし穴と製品を正しく選ぶコツ


アトピーや汗疱には無添加のものが良い?
この製品はどうなの?

と、質問いただくことが多かったので
私の見解をまとめました📝


無添加石鹸、無添加保湿剤、オーガニック製品、植物性、天然由来の製品、添加物、防腐剤フリー


アトピーや汗疱の方は肌が弱いために、
このようなものを手にとりがちかなと思います。


無添加や植物性の製品が
逆に肌刺激になっている可能性も
あるため、無添加がいいのかと言われると
実はそこにもカラクリがあります💫


【低刺激=肌に優しい】
刺激がないからこそ、肌が良くなっていくこと
も、ないかもしれませんよ😂
有効成分がほとんどなく、水に近い
ものであれば、刺激は少ないですが、
肌が改善していくこともないということ。
 


今回は、
◎無添加スキンケアがなぜ肌刺激になるのか
◎スキンケア製品を選ぶコツ
この2点をお伝えしようと思います。


具体的な内容はこちら💁‍♀️

・無添加石鹸
・無添加保湿剤
・植物性、オーガニック、天然由来100%製品
・手作りのもの、添加物、防腐剤フリー
・スキンケア選びのコツ
・最後に

①無添加石鹸


まず、無添加といえど、石鹸は石鹸。
石鹸は『苛性ソーダ』という
『強アルカリの水酸化ナトリウム』
でできています。
コスメキッチンやロクシタンなどのオーガニック系石鹸も強アルカリである『苛性ソーダ』
でできています🧼


石鹸の成分である『苛性ソーダ』は
換気扇の汚れを落とす洗浄剤にも
含まれています🧼
換気扇を毎日洗うことなんてありませんよね。
渋谷家は半年に一回。笑
このことからも、
肌を毎日強アルカリのもので洗うのは
かなりの刺激になるということが分かります🙏

苛性ソーダは、
❶ 皮脂を取る力が強い。
❷ 皮膚常在菌を殺してしまう
乾燥、つっぱり、赤み、痒みを悪化させ、
汗疱や手湿疹、アトピーの症状を加速
させてしまいます📝


アルコール除菌や石鹸での手洗いを徹している人ほど、手の常在菌がいなくなるため、皮脂膜がなくなり、肌バリアが低下、手湿疹や汗疱の炎症が加速します。
看護師や調理師、美容師に手荒れが多いのはこのためです👩‍⚕️



ちなみに、
苛性ソーダは石鹸を作る過程で分解すれば、
体にとっては害はありません。
だから、誰でも作れるし、販売もできます。

しかし、『肌をアルカリ性に傾けてしまう』
という点において、アトピーや汗疱の方には
かなりの負担となります。

敏感肌やアトピー肌の方は普通はどの方とは
違い、『アルカリ性』に傾きやすい分、
お肌が自分の機能を果たせる環境づくりに
弱酸性は必須です。
なので、わざわざ、赤身や痒みの原因になる
『アルカリ性の石鹸を使う必要はない』と思います💡無添加といえど、洗浄力の面で強力なので
肌刺激になっている可能性がありますので。



②無添加保湿剤

無添加とは国が定めているものを除けば
『無添加』と呼べてしまいます。
よって無添加の明確な定義はありません。
このことから、
無添加は肌に優しいとは限らないと
言えます📝


『旧表示指定成分』が入っていなければ
企業は無添加!と大々的に表示することが
できます。
*旧表示成分とは…
体質によってアレルギー等の肌トラブルを起こす恐れのある成分のこと。


この旧表示成分のものは入っていないが、
他の添加物が入っていても、
無添加と表記ができてしまうのが、現状です。


無添加の代わりに、
『抗菌力のあるもの』や『石油系のもの』
が入っている可能性もあります。


肌にとっては良い菌を育てることが
必要なのに、抗菌力の高いもので、
必要な菌まで殺してしまったり、
肌に油分のラップをかけて、
自分自身で皮脂膜を作る力を邪魔したりと
負のループにはまってしまう危険性もあります。


よって、無添加と書いてある保湿剤だから
安心。ということもないのです。
もしかしたら、肌本来の機能の妨げ
になり、刺激を受けやすくなっている
可能性も考えられます👀


③植物性、オーガニック、天然由来100%

植物と聞くと、なんだか安心感がありますよね🌱


しかし、植物には毒性があります。
厳しい自然界を生き抜くために多様な生きる知恵を獲得してきています。
例えば虫に食べられないようにするための
毒性を持っていたり💡


天然由来のものだと、毒素処理をしておらず
手をかけていない分、刺激性やアレルギーを
誘発するような物質を含んでいることもあります。


例えば『アロエ』
人によっては『接触性皮膚炎』
を起こしやすいため生理中や妊娠中の方、
敏感になる時期は控えることが
推奨されています。


石油(ミネラルオイル)は避けているけど、
『植物性オイル』は使っている方も、
多いと思いますが、
植物性オイルは【酸化しやすい】です。
太陽や空気に触れて酸化すると、
肌に活性酸素が沸き、刺激となり、
痒みを誘発します。
また、毛穴の中の皮脂までも酸化させ、
炎症物質である過酸化脂質に変化し、
『赤ニキビの原因』にもなります。
この過酸化脂質は肌バリアをも、壊して炎症を悪化させる物質なので、『アトピー悪化』
を招きます。


このように植物性、天然由来といえど、
危険性があるという事例はあります。


植物には身を守るための毒素が含まれており、
時として、人の免疫反応の器を超えてしまうこともあります。


もしかしたらお使いのものが
刺激になっている可能性もあるかと思いますので
スキンケア用品を見直してみるのも良いと思います👀



④手作り製品

手作りは添加物や防腐剤フリーで
作り手がわかるから安心。というイメージが
あるのですが、『品質管理』の面はどうなのか。


◎作る時に作業スペースや容器、
混ぜ棒などを加熱殺菌や消毒はしてあるのか。
👉細菌や微生物が、繁殖し、肌の刺激に。

◎適切な希釈や分量は守られているのか。
👉いくら良い成分といえど高濃度のものは
アレルギーを起こしやすいです。

◎酸化処理や毒素処理されているのか。
👉酸化や毒素は肌バリアを壊し、痒みや赤みの
悪化に繋がります。

◎防腐剤は入っているのか。
👉化粧品は水分が多いため、微生物
(細菌、カビ、酵母)が発生しやすいです。
製品の質が低下するとアレルギー反応の
リスクも高まります。

一見安心かな?と思われる手作り製品は
このようなリスクがあるということを
お忘れなく。📝


防腐剤についつも、
防腐剤フリーなら良い!とは一概には
言えません。


◎開封後の管理の仕方
◎製品が手元に届くまでの温度管理
など、雑菌が繁殖しやすいポイントがあり、
そのポイントごとに品質は保たれているのか
が重要です。
【カビ、変色、異臭、劣化】
防腐剤フリーよりも品質が保たれていない方が
肌にとっては刺激になると思いませんか?💡

ちなみに防腐剤フリーと書かれていても、
『防腐剤のような働きをする強い成分』が
入っている可能性もあり、
判断がつきにくいと思います。


これが防腐剤フリーのカラクリです。
肌にとっては刺激!悪!なイメージの
防腐剤ですが、
この成分が入っているおかげで
品質が保たれているということも
お忘れなく💫


化粧品選びのコツ


アトピー性皮膚炎、汗疱性湿疹の方は
『弱酸性に整えること』が第一条件。


健康な肌の方は肌の表面が弱酸性✨
アトピー、汗疱さんのお肌はアルカリ性にぎみ🥺
皮膚の表面で生きる菌が違うのが特徴。

アトピー、汗疱さんはお肌がアルカリ性ぎみなため、⻩色ブドウ球菌🦠が増えやすい。
この菌は常在菌だけど、増えると悪さをする菌。

❶ アルカリ性の状態の肌は、⻩色ブドウ球菌が増えて、かゆい! ボリボリ掻いてしまう。

❷ かき壊した傷口から、⻩色ブドウ球菌が入る

❸ 皮膚の中にいる免疫細胞たちが「異物だ!」と戦いを始める。

❹炎症(赤み、痒み)


アトピー、汗疱さんは❶〜❹を繰り返し、
負のループにはまりながら皮膚が弱くなっていきます。


よって、まずできることは
お肌を弱酸性に整えてあげることから
スタートです📝


理科の授業で行うリトマス紙
ご存知でしょうか?
酸性とアルカリ性の判別に使う青色と赤色の
紙のことです。
pH試験紙は、
酸性、中性、アルカリ性の幅広い範囲
を見ることができる紙です。
ご自身のお手持ちの化粧品をこの紙で
実験してみるのがおすすめです📝


本当に弱酸性のものなのか。中性より
ではないのか、判断材料になります💡


ちなみに健康的なお肌はph4.5〜6.0です。
肌に近い弱酸性の化粧品を選ぶことが
アトピー、汗疱改善には必須です。


しかし、人によっては弱酸性が
刺激になることもあります。
肌の炎症状態によっては
弱酸性ではなく、マイルドな
中性に近いものを取り入れることが
おすすめです。
しかし、ずっと中性のものではなく、
弱酸性に切り替えていくことを
忘れずに。


なぜなら、肌は弱酸性の状態で本来の機能を
発揮するからです。
弱酸性の環境では『保湿力、バリア機能』
を作り出せます。
皮膚常在菌が汗と皮脂をエサにして
脂肪酸という最強な皮脂膜=バリア機能
を作ります。

この【天然の保護膜】を作り出す
ことができると、肌炎症は起きにくくなります💡

よって、
アトピー、汗疱さんの化粧品選びの
コツとしては
『弱酸性で皮脂膜のpHに近いものを使うこと』


そして肌が炎症時期の場合は
『中性よりの化粧品を使用すること』
バリアの膜を作ってくれる、抗炎症成分配合だと
なお良いです😊


何を選んだら良いか分からない
スキンケア難民さんは、
私が肌状態に合うものを
【パーソナル指導、セッション】にて
提案させていただきます📝


弱酸性がいいと言えど、
今のお肌に合うものでなければ
炎症要因となってしまうので、
見極めながら、選択をしていく
ことも必要です✨

また、弱酸性の他に、
◎毒性を考慮した食物由来のもの
◎品質管理が徹底されており、
体が排泄できる添加物を使用しているもの

が良いですね🙆‍♀️


ニュースキンの製品は
『あなたにとっていいものだけを』
をコンセプトにして製品を作っている会社です。


体に害がないもの、
体に毒が残らないよう代謝できるものを
届けてくれる素敵な会社です😊✨


私はこの会社の【製品の質、こだわり、安全性】
を信用して、肌や体に投資をしていますし、
皆様にも伝え続けています。


本当に良いものだからこそ、
選び方と使い方にコツがあります。
それを伝えるには紐解き関連図が
必要なので、肌に合うスキンケアを
探している方は長期パーソナル指導、
単発セッションを申し込みくださいね😊📝


最後に

最後まで見てくださり、
ありがとうございました😊


無添加化粧品、植物性、手作り、
お肌にとって安心感があるイメージですが、
紐解いてみてみると、
肌刺激になっている可能性もあります。


私はいつも選択をする時に
様々な角度から見てから決めます。
無添加は肌負担がないと言えど、
よくもならない。もしくは刺激にもなっている
可能性がある。

それならば、
私は今のお肌に刺激がないことよりも、
お肌を育てていきたい、
お肌本来の機能が果たせる状態を
健康であると思っているので、
ニュースキンという会社の製品を
使用しています。


化粧品を選ぶ時は
様々な角度から見て
自分が納得でき、
信頼できるものを見極めて
いくのが良いと思います😊💫


この投稿が皆様の化粧品選びの
参考になったら嬉しいです📝

そして選び方や使い方、
中世にのケアなのか?弱酸性のケアを
しても良いのか迷っている方は
セッションにてご相談ください😊

では失礼します🤲













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