維新と自民党の連立方程式

 最近大連立政権構想が永田町で巷間流れている

自民党が公明国民維新と連立政権を樹立すると言うのだ
私は少なくとも維新が連立政権入りは無いと思う
理由はこうだ。
 維新は大阪の市議府議が母体になった政党である、従って甘い話しは基本乗らない。
 例えば、選挙にしても徹底的に詰める、勝てると確信する
といい候補を出す、協力出来る政党の協議次第では候補を降ろす。
言わば大人なのである、しかも、選挙戦術は長けている、どの政党よりも。
 言わば、本当にボトルアップの政党なのだから、他の政党は厄介事である。さもなくばあそこまで関西での強さはない、それはそれで東京でどっかり座り地方のことを何も知らずああだこうだいう政党にとってはいい薬だが・・
 だからである、自民党との連立政権はない。維新がそんなことしたら自殺行為である、レゾンデートルが亡くなる、それだけだ、維新の支持者は自民党の行為を斜に構えて、『俺は保守だけど自民党は支持しないさ』と言うの支持者
である、そんな政党が自民党と一体なれば即自殺である
言わば、アンチ自民党の旗振り役でもある維新が憲法改正でもない限り、一体になるなどそこまで甘くない、彼等は。しかもアンチだけでリベラル嫌いでそうなのだから
政党経営としてはかなり上手い。
しかも、立民との関係回復でもそんなに政党支持率が下がらない、とするといい意味で政界のキャスティング・ボートさえ握れるという風さえ吹いている。
そんなアンチ自民党の国民が実際かなり多い中でそのことを見抜き達振舞っている彼等がそんな甘い話しにのるだろうか？
そして、菅総理との決別になるが何れ来る日が来た位しか
彼等は思っているのかもしれない。
また、今迄自民党との連立政権に参加して潰れた政党は
もう思い出した読者も多いはず、新自由クラブ、社会党、
さきがけ等等、自民党と連立を組むのは、使い捨てライター並に扱われることなるのも見抜いている。コレだけで連立政権なとを甘い言葉での釣りにのることは有り得ない。
 従って、少なくとも立民と言わば『人生航路』の漫才のように、ああでもないこうでもないと言い合いながら、立民と政策を調和させていくのだろ。
ただし、巨大政党には維新はならない、彼等の基盤は関西だが、彼等のロジックは関西チックであり、かなり排他的である、しかも最近の政党の宗教化もあり、地元関西至上主義の脱却とはなかなか行かないし、大阪都構想の失礼にしても、リベラルとの大同団結政治ができないである。支持者がそうであるように、言わば一部の人の維新である、他の人達ははどうでもいい政治では先行き暗い。

そういう弱点を自民党大阪府連認識してもついに自民党中央との協力で大反撃しはじめた。中央政界でも維新も立ち振る舞いはかなり上手い。

 自民党の最大の敵は保守政党 

そのことをお互い認識している。自民維新政権などない。

リベラルとの連立政権こそ生きる道、そう私は見た。