漫才のつかみに関する考察

2024/01/26
は〜いこんにちは〜(未来の粗品)

実は12/24はクリスマスで世間が浮き足立っているのにイラついて一日中バイトをしていたので、M-1グランプリを見ていなかった。

公式のYouTubeにあがってたのでとりあえず全部見た。でも感想とか書き始めると、プロの芸人を批評する痛い素人になってしまうなぁ、とコメント欄を見てて思ったのでやめる。

かわりに漫才の「つかみ」について考えてみる。

つかみというのは非常にコンビの色が出ると思う。客前に立って最初の笑い。会場の空気を自分たちのものにするための一手。

けど意外と似てる部分もあるかも?と思ったので少し分類してみる。

1.「麒麟」タイプ

お馴染みの川島さんが低音で「麒麟です。」っていうやつ。つまりコンビ名言うことがそもそもつかみになってるタイプ。

フースーヤとかジャルジャルとかトレンディエンジェルとかがやってるイメージ。

2.「真空ジェシカ」タイプ

「言うとしたら僕〜」みたいなある程度の型が決まっていて、知っている人からすれば今日は何言ってくるかな??ってなるやつ。

・ミルクボーイ「今、〇〇をいただきました〜」
・カベポスター「確かにお前の言うとおり〜」
・トムブラウン「キャー」

とかこのへん。タイプ代表が真空ジェシカか?とは少し思ったが個人的に好きなので選定。今後も個人的に好きな奴が冠です。

3.「ななまがり」タイプ

自己紹介がつかみになってる系。コンビ名は普通に言ったあとで、僕が〇〇でこいつが〜系。

コマンダンテ、マヂカルラブリーとかがやってることが多い気がする。

4.「テンダラー」タイプ

テンダラーの「最近〜、ち〇ち〇がね〜」みたいに自己紹介後の一言目でボケるタイプ。

このタイプで結構鋭いのが馬鹿よ貴方はだと思ってる。
まあ1番多いタイプな気がする。

5.「天竺鼠」タイプ

この人たちだけ別格すぎる。登場時に意味わからんものを持ってきたりする。
同期に1番面白いと言われてるだけある。


まだまだいろんなつかみがある気もするが、共通して言えるのは、聴衆が予想もしないことを言うということな気がする。

試合開始直後の第1球、だれもが球種やコースを予想する中でランナーのいない2塁に牽制球を投げるみたいな感じ。


いつか誰かと漫才してみたい。

相方募集します。

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