近況その他


某巨大公園に用があり行ってきた。

何もダンボールハウスをやるわけじゃない。

いまは、ダンボールハウスだって、神経症的に見回りする警備員により、厳しくチェックされている。

人間がタダで居られる場所が少なくなったと感じる。

仕事はやったことに対して、見える成果があれば、達成感はある。

しかし、やりがい搾取だのあるが、よく分からない仕事が増えて、それ本当に意味があるの?と言いたくなるような仕事が目に付く。

むしろ、余計なことを、やらないでくれた方が、企業にとってこのましいことがある方が不思議だ。

世の中はパイ(資金)が少くなっているから、余計なことをすれば、余分に手を広げる羽目になる。奇妙なセコさが、ドンドン捻れた管理化を進めてしまう。

さて、巨大公園について。

もちろん、事業の計画やら何やらで、まさか、衰退に向かうと思わないような、造り方だった。

途方もない広さは、管理できる人間がいて始まるのであって、業務命令以外のことをしたら駄目とか、やると景観を損ねたり、雑草だらけになる。

特に、規模がデカければデカいほど、金はかかるわ、労力はかかるわ、でやりたがるところも少ないという。

神宮のイチョウが切られる話があるが、一体誰が維持できるのか?もある。

できないなら、始末して再開発の足しにしよた方が効率的とか、別口で、いろんなアイディアがあるのだろう。

文化を守るのに委託に頼り、安く済ませようとしたら、そのうち嫌がられる。

カイヨウやホイジンガは、仕事は遊びと創造であるのを説いたが、あれはできない、これは無駄だからできない、カネがかかるとか、先に行ったら、何もかも嫌になるし、創造もヘチマもない。

なお、樹木や植え込みですら持たない、維持ができないゆえに、コンクリートで敷地を覆う方が賢いと、企業人は話す。

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