海洋放射性物質ドキュメントを観た(その他)


福島の汚染水についてのドキュメントを観た。
海産物からまだ、高い数値が出ているという。

主に、あわび、うに、どんこなどの、地を這うものや、根魚といった一定の場所に居着く生き物だ。

海産物からセシウムの代わりに放射性物質を放つ銀(?)が、代わりに高く出ており、その効果も環境や生き物にどう作用するか分かっていないという。

多くは未知の部分だ。

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地震や津波があって、短期的にボランティアやったとか、仮設住宅に貢献したからあとはいいという話では無いようだ。

常識側にいる良心的な持ち主たちは、当地でボランティアをやって、すぐ帰っていったが、いまだに入れない区域もあるし、問題は深い。

昨今、話題になっている汚染水の放出が問題…あるいは、各国が騒いでいるのは、何が起きるか分からないから騒いでいるのだ。

内田さんなどは、この未知数の部分を恐れる心性は、海外ではちゃんともっているのだが、この国では、早計に結論付けて次々、話を進めてしまう部分を問題にしている。

要は不可解な部分や答えの出ない部分を書かかかえていられるか?である。

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また、ホットスポットなどと言われているが、実は事故海域の一点でなく、上層、中層、下層など、濃度、大小、どのような状態で分布しているか?全く分かっていない話もあった。

単に底に沈むだけではないのだ。

また、福島に流れる大きな河川が放射性物質を海に流してきたのだと言われている。

知識人のなかには、海洋に放射性物質を流して薄めれば問題ないというが、どこにどのように漂うのか?も未知の部分がある。

親潮に乗ったり、黒潮に乗ったりすれば、沖に流れていくだろうと、楽観視しているが、地軸の回転や沿岸流により渦を巻いたりして、南下したり、その場で停滞したりして、思うようにはいかないようだ。

また、時期的に時間が経つほど、南に流され(?)鹿島、銚子などで、放射性物質の濃度が高かったという。

あの美味い魚で有名な那珂湊も、紹介されていたが、風評を気にしてだろうか?深く突っ込んだ内容になっていなかったのは、残念である。

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ドキュメントとは別だが、東北の河川から流れる放射性物質は、東京湾にも入る、と聞いたことがある。

自然というのは分からないもので、雨や増水、土の舞い上がりにより、物質はどのように増減したりして、どこかがホットスポットになるか分からない。

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