息子からの気付き

　春休みが終わり、３年生になった息子。会えないのに限界を感じて、月曜日で塾もないからカレー作っておくねと。仕事があり、急なお客も来たりでカレー作るのが遅くなり、持って行った時には自転車があるが、いない。

　パパと外食に行ったと。楽しみにしていた分、いないことに発狂。叫んでも、状況変わらない。
　しつこいくらいにラインしたらパパからで、変わりにパパとのやりとりに。

まず相手の気持ちが大事じゃないの？
俺は明日忙しいから少しでも休みたいのにわからないのか？
樹一に会いたいなら時間合わせればいいのではないか？

いつもそう。。正論でぐうの音もでない。

　でもパパが気を遣ってくれて店に行ったから、
息子から　今ならいいよと　連絡くれた。

すぐ家に行った。
四ヶ月ぶりに目の前に居させてもらった。

背が伸びて、髪の毛が伸びて、少しクセが出たのかな、、、メガネをかけてパットに視線を向けていたけど、嬉しかった。　

色々聞いてもそっけない返事。まあ、男子だからと。。
　３年⚪︎組⚪︎番学緊急連絡書類、全部変更になってた。
パパはもう決めているのがわかった。

息子に聞いた。一緒に住まない？パパ忙しすぎるからと。

パパは家族のために一食懸命働いている。
自分のためにはお金使わない。
パパは人のために仕事していると。

私と居た時間よりも、
私が出て行った事実、
私が自分のための自由な時間を必要としたこと、
私が自分中心だったこと親として最低だ。
母親として最悪だ。
自分が恥ずかしい。

私が息子にとって誇れない母親だったと気がついた。

もう、涙もでない。

自分が情けなくて、

パパが忙しすぎるからと言って、
協力できなかったのはそういうこと。
　私が自分中心だから、共感できず、もっと自分中心に動いたらと何度も言ってきた。毎日毎日何時間も働くのが自分のためにならないと。身体を壊したり、勉強したり、家族といる時間を増やしてと言ってきた。

けど、家族といる時間より、態度で見せる愛情の方が息子には伝わっていた。

決してパパはお客様の要望を断らない。
人のためにしている人、
家族のために、どんな状況でも頑張れる人。
それを私がいなくなったことで、直接パパから教わったことで、
息子は何倍も人間として成長していた。私は反論できなかった。
自分が恥ずかしかった。

見てごらん。私は誰からも共感されないで、孤独だよ。

自分中心。相手のことを考えられないから、人とうまくいかない。
弟、従兄弟、友達、ママ友、今まで何人と疎遠になった？
喧嘩しても、笑い飛ばしていればみんな解決する問題。
パパと樹一の気持ちが知れて、ケジメがついた。

私は二人には必要ない。私がしがみついているだけだ。