見出し画像

ラン&ついでの自由学習~信濃川千曲川と河川名篇~

走った日: 2022.2.22 、23、24
走った距離:少しずつ。2k, 3k, 6kという細切れ。出張ランだから。

気づいたら、新潟県は、親しみのある県になっていました。 そして、訪れるたびに、新潟県の豊かさに魅了され、どんどん好きになっていきます。

ランニングが趣味なので、出張の時は、隙あらば走ってみようと、荷物にランウェアをいれ、ビジネス仕様のランシュー(黒いというだけです🤣そうゆう時のために一足持っているんです)で出かけます。

そもそも私は、走る以前から、ちょっとした川フェチです。 (プチですけど) 
なので、訪れた先で、近くに川、特に、名前を聞いたことがある川があれば、いそいそと川沿いランを狙います。 出張のお楽しみのひとつです。

初めての信濃川とのご対面では、JR越後線の青山という駅のそばに投宿した時のような気がするけど、とにかく、『一級河川 信濃川』と書かれた青い立て札をみて興奮したりしてました。 

信濃川・・・・・・ 

日本でいちばん長い川として、小学校で習いました。 そのホンモノの岸辺にいることで興奮しちゃったわけです。

タイトル画像の信濃川は、三条市に投宿したときに、信濃川沿いを走って景色に見とれて撮った写真です。

いまでは、私にとってのいちばんのおなじみの信濃川は、萬代橋を渡りながら川面をながめ、さらにその向こうに角田山や弥彦山を仰ぐ、それから佐渡航路のある反対側の川面を眺める、そういう時です。

それはさておき。

信濃川のキホンとギモン

信濃川が信濃川と呼ばれているのは新潟県だけです。 
上流の長野県(信濃国)では千曲川と呼ばれています。 
つまり、信濃では信濃川でなく信濃を出てから信濃川となる。 
そしてこの川、信濃川と呼ばれている部分よりも、千曲川と呼ばれている部分の方が長いんです。

信濃川:全長367km (ちなみに、上野駅から新潟駅までに相当するらしい)
このうち・・・・
千曲川と『呼ばれている』部分:214km
信濃川と『呼ばれている』部分:153km

なのに一般的には、『日本で一番長い川は信濃川』などと言われています。
更にいうと、河川法上の一級河川の指定では、この川の正式な名称は、『信濃川(千曲川を含む)』だと!? (昭和昭和40年に一級河川の指定がされた際、それが正式河川名となったそうな。〕

なんか、どゆこと?

千曲川が浮かばれないんじゃない? 
島崎藤村の名作とか、五木ひろしの名曲とか(古くてすみません。 なぜだか知ってるんです。 あらためて歌詞を調べると、本当にきれいだなぁと思います)に登場しながら、なんか、扱いが低くない?

で、調べてみました。

川の名前の謂れ、そして名前の付け方のルール(というよりも慣習? )について。

信濃川と千曲川、それぞれの名前の由来

まず信濃川。 
これは信濃の国から流れてくる川ということで、越後(つまり、新潟県)の人たちはそう呼んでいたんだそうです。 すごくわかりやすいですよね。

次に、千曲川。 
これは諸説あるみたい。
まず、『川が蛇行して曲がりくねっているから』➡『千の数ほど曲がっているところがある川』。 これはわかりやすい。
次いで、この川の一部分(長野県の旧豊田村より下流の部分)が、狭窄部分(すぼまっている部分)が連続し、両岸は崖状の地形になっていることから、チク(崖)・マ(袋状の湿地)の川➡千曲川になったという説。
さらに、源流の川上村というところの言い伝えが由来という説も。 その言い伝えというのは、大昔に高天ケ原に住む神々の間で大きな戦いがあり、そのときに流された血潮によってできた川で、その血潮があたり一面に隈(くま)なく川のように流れたので血隈(ちくま)川となったという説。 でも、高天ケ原って、古事記の舞台、日本神話の神様のおられたところですよね。 その争いの血がなんでここに流れてきたのかはもっと調べないとわからない(けどきりがないのでやめておく)

なぜ正式な名前が『信濃川(千曲川を含む)』に?

河川法では海にそそぐ川の名前をその水系名にしているから。 水系というのは、本流とか支流とか、派川とか、関連する湖沼なんかもぜーんぶ含めて水(雨とか雪とか)が集まる集合体。
そして、その水系に属する幹となる本流を、その水系名で呼ぶから。
だから、海にそそぐ信濃川が水系名となり、信濃川、千曲川合わせた全体(あわせて本流なわけだから)が、水系名で呼ばれるということで、信濃川になった。 で、だけど、千曲川と言われている部分は長いし、その名前が信濃では根付いているし、ということで、正式には『信濃川(千曲川も含む)』というわけね。

ついでの話題ふたつ

一級河川で名前が変わる川はけっこうある

有名なところでは、

紀の川。 和歌山県紀伊水道に注ぐ。 信濃川と同じ理由で水系名は紀の川。  だけど、上流の奈良県では吉野川と呼ばれている。 桜で有名なあの吉野ね。

阿賀野川。 新潟県で日本海に注ぐ。 新潟県では阿賀野川。 上流の福島県では阿賀川。

熊野川。 奈良、和歌山、三重と流れる。 天ノ川、十津川、熊野川と名前が変わっていく。 だけど水系名は新宮川。 なにかと複雑。 場所も神様がいろいろと・・・あまり深くは立ち入らないことにするけれど、西村京太郎さんの小説が好きな人は、この川のことは研究したくなるだろうなどと思う。 私も含め。

信濃川にもどり萬代橋の話

新潟駅から日本海に向かう国道にかかる美しい橋で、国指定重要文化財にして、この街のシンボル。 美しい連続アーチ。 国道に架かる橋が国の重要文化財に指定されたのは、お江戸の日本橋に次いで二番目。

萬代橋
萬代橋欄干

まとめ

・信濃川は日本で一番長い川

・信濃川と千曲川は同じ川。長野で千曲川、新潟で信濃川になる。

・河川法による正式名称は『信濃川(千曲川も含む)』 河川法では水系名は海に注ぐ川が採用され、本流にあたる川は水系名が名前となるから。

・このように途中で名前が変わる川はけっこうある。

・信濃川にかかる萬代橋は国の重要文化財。 国道にかかる橋梁の重要文化財指定は、日本橋に次ぐ二番目。

以下をいろいろ参考にしました。

写真少な目ですが読んでくださった方、ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?