【お受験】願書の準備:日常を吸い尽くす【小学校受験】
東京は、もうすぐ願書の提出期間ですね…!
(神奈川や千葉埼玉の学校は先週までで締め切りになりましたかね。まずはお疲れ様でした!)
最愛の我が子の受験の願書だと言うのに、書きあぐねているあなたに捧ぐ!
ネタが無くてもどうにかなるで。というお話です。
今再びの「今あるものでなんとかしよう」作戦
キャンプ的なエピソードが頼むに足りない(以前の記事)と思い至り、しかもお受験ネイティブの皆様に比べてお金も時間も足りない我が家がその後どうしたかと言いますと、もはや「今あるものでなんとかするしかない。」と割り切り、普段の生活から得られたスキルを適度に抽象化して書きました。
5歳のスキルの棚卸し
息子は当時、保育園に通う以外には、ピアノと英会話しかしておりませんでした。
ヤバいねこりゃ。普通だよ。普通すぎるよ。習い事もランキング常連のやつじゃん。日舞とかちょっと突飛なものをやっておけばよかったよ。と思いましたw
でも、普通すぎてネタがないと嘆くだけ時間の無駄ァ!ということで、きっとポリアンナも脱帽するレベルの良いところ探しをしたわけです。
うちの場合は、ピアノで身につけた習慣にフォーカスしてみました。
よく考えてみたら、5歳の男の子がわけもわからないまま3歳頃から毎日毎日コツコツとピアノの練習をしてるって偉いよね、と思ったんです。
別に演奏はうまくないけどな。
頑張ってる。頑張ってるけど、上手くはない。
息子のピアノの先生は、決して声を荒げず涼しい顔してさらっとスパルタな美女で、彼女のレッスンについていこうと思うと、否が応でもいわゆるGRITってのが身につく感じです。
(あと、先生も凄いんですが、他の生徒さんも日本全国から新幹線や飛行機でわざわざお越しになるんです!そのガッツ凄いよ!見習うよ!と毎週思います。うちはチャリ通で恐縮ですよホントに。・・・閑話休題)
ただ、息子は自分から弾くような神童じゃないので、随所で鬼教官の私が角をちょいちょいチラ見せしつつ、宥め賺すやら誉めそやすやらしながらやるんですけどね。(だからGRITを培ってるのはどちらかというと私かなーとも思うんですけどねw)
然はさりとて、とにかくレッスンをこなして「別にピアニストになりたいわけではないものの、課題をクリアできないのは当然に悔しい。できるまで徹底的にやってやる!」という、わりと素朴で力強い気持ちを、誰に言われるわけでもなく持っているところは彼の特徴だと思ったので、淡々とそういうところがあるんですよーと書きました。
ポイントは「だからすごいでしょ、良い子でしょ」と書くのではなくて、単に「客観的に、そういうところがあります。」と冷静に書くことだと思います。
我が子や家庭をメタ認知できている親のほうが学校としては色んな意味で安心だと思うんです。多分。フツーに考えてそうですよね。
脳内編集会議を開催する
我が家の志望校はどこも「お勉強は当たり前にそれなりのレベルでやって、その上で色んな活動を楽しみましょうね」みたいな学校だったので、その環境で当たり前に頑張れそうなタフさとか、あと、子供と一緒に頑張れそうな両親ですよ、みたいなところをちゃんと伝えようと思いました。
(願書の文章は流石にもっとちゃんと書きました。…そのつもり。)
私の場合、個人的に馴染みのあった「人材をコンピテンシーでアセスメントする」という考え方をよすがに作文しました。
うろ覚えながら、万能の考え方ではなかったような気もするのですが、わりと良い足がかりにはなると思いますのでよろしければご参考にどうぞ。↓
(お勤めの方ですと、会社の評価制度に組み込まれているなどしてご存知の方もいらっしゃるかもしれないですが、ご存知ない方はちょっとGoogle先生に聞いてみて下さい。f.y.i.→本におけるコンピテンシー活用の実際|人事コラム|株式会社JEXS http://www.jexs.co.jp/column024.html )
結局、学校が求める家庭像のふわっとしたイメージを噛み砕いて、そこに合致する家庭だなぁ〜というのが客観的にうかがい知る事のできるエピソードを引っ張り出してうまく編集して書くしかないんですよね。。
って、それが難しいんですけど。
でもこればかりは誰にも代行を頼めない、頼むべきではないものなので、どうか歯を食いしばって頑張ってください。産後に脆くなった歯が1−2本欠けるかもしれませんが。失うとしても、その程度です。
ちなみに、ワーキングマザーが時間的に肉体的に辛いのはここまでだと思います。あとは精神的にキツいだけ(え!)だと思います。
夜中に独りでPCに向かって悶々としてると鬱屈としてくると思うので、たまには旦那様とディスカッションするとか、それではかえってストレスが溜まるなら(笑)、脳内会議で整理してみるとスッキリするかもしれません!
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