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無痛分娩備忘録

私事ですが、9/20に無痛分娩で女児を出産しました。その際に時系列でメモを残していたので、これから無痛を予定している方、検討している方の参考になればと思いまとめました。
当時のメモをベースに一部加筆した程度なので読みづらい箇所があると思いますがご了承ください。記載されていない隙間時間はフリータイムなので動画見たりゲームしたり謎解きしたり好きに過ごしています。
また、無痛分娩とは関係ないちょっとしたtipsもいくつかあったので末尾に記載します。


無痛分娩関連

妊婦スペック

31歳。初妊娠、初産。39w2dで出産。
普段の生理は重くなく、悪阻もほとんどなかった。妊婦健診では後期に貧血気味なことだけ指摘され、鉄剤を処方されていた(後半飲むのサボってた)。それ以外は特になし。
臨月に入ると5分以上仰向けになっていると気分が悪くなるようになった。
経膣検査系は痛く感じるのでめちゃくちゃ苦手。

入院時のレギュレーション

無痛分娩の場合は個室指定。
感染症予防のため、出産までは面会なし。妊婦も基本はマスク着用。
出産時の立会はパートナー一人のみで出産1〜2時間前に呼び寄せる。

アメニティは充実しており、パジャマなども貸出のため、持参した中で本当に必要になったのは予備下着やリラックスグッズ程度だった。
また、事前に無痛分娩の場合はOS1を2本持ってくるよう指示があった。  

入院:9/19(39w1d)

9時前 入院手続きをし、付き添いに来てくれた義母とは入院フロアのエレベーターホールでさよなら。その後病室にて入院について看護師さんから説明をうける。NSTなどの長時間かかる検査中は好きに暇つぶししてOKとのこと。

9時過ぎ〜10:30 NST(ノンストレステスト)一回目。仰臥位で始めたが、暑さとしんどさで10時ごろナースコールし側臥位に変更。仰臥位だと赤ちゃんもしんどかった模様。今後も側臥位でOKもらう。測っている最中に隣の分娩室からずっと陣痛で呻いてる声が聞こえていてビビる。
10:45時頃 診察室にて子宮口を拡げるためラミナリア処置。11本入れてた。ラミナリアの太さに振れ幅があるらしく先生、看護師さんと笑う。入れるのはちょっと痛い程度。また、陰唇部の浮腫みを指摘される。
11時過ぎ〜11:50ごろ NST2回目。異常は見られずそのまま終了

12:00お昼 胡麻プリンがおいしかった
12:10 薬剤師さん来室。飲んでる薬とかアレルギーなどについて聞かれる。また、明日の点滴などについても簡単に説明してもらう。
14:30ごろ 看護師さん来室。明日の処置や準備の紙をもらう。
15:00〜15:25 NST3回目。朝から聞こえていた、隣の分娩室から産声が聞こえた。めでてぇ。次に検査室を使いたい人が控えてるとのことで早めに終了
16:20〜16:40 朝入れたラミナリアを抜去し、2回目のラミナリア処置。抜くときがめっちゃ痛く、過呼吸になりかけた。今後の痛みの基準(レベル10)が決定した。今回は17本入った。処置中にどっか切れたのか出血あり。入院中に使うスリッパに飛んでいてちょっと萎える。
16:52〜18:00 NST4回目。生まれた子のカンガルーケアをしているのか他の検査室から泣き声が聞こえる。無事生まれてきてほしい18:00 部屋に戻って夕食。無痛分娩の日は朝から絶食なので出産前最後のごはん。ラミナリアのせいで子宮口付近が圧迫され違和感がある。また、普段より尿の量が多い気がする
21:00〜21:45 NST5回目 YouTube見ながらうとうと。

出産:9/20(39w2d)

0時過ぎ しかし違和感と緊張で(?)熟睡まではいかない。浅いながら就寝
1:30 トイレに起きる。看護師さんに連絡して簡易的に脈拍測定後再就寝
5:25 処置準備のため起床。ラミナリアの圧迫感がさらに増す。トイレ後産褥パンツに切り替え。微量の出血?あり。
5:45〜6:05 朝のNST。お腹に張りもハリもないが胎動は問題なし。
6:05〜6:15 診察室にてラミナリア抜去。相変わらずめちゃくちゃ痛い。バルーン(ミニメトロ)挿入。バルーンは抜けることもあるかもとのこと。問題なければ1時間から促進剤投与開始。
6:20〜 NST開始。そのまま出産後までつけることとなる。
6:50 左手首に点滴用針設置。純粋に痛い。普段の針って痛くないようしてあるんだなぁ。(※その後も抜去までずっと痛かったので少し刺し方が悪かった模様)
7:33 陣痛促進剤と栄養剤の点滴開始。
8:00ごろと8:39 促進剤の量を増加9:00ごろ お手洗いへ。バルーンの柄が飛び出て来てしまいの処理に困る。促進剤の量を増加(?)。モニタ上では張りがあるようだが特に痛くはない

9:15ごろ 無痛用カテーテル留置。
9:25ごろ 内診。バルーン抜去、予告なしにいきなり人工破水。シートは敷いてあったがベッドの上がびちゃびちゃである。破水後から陣痛の痛みを感じはじめる。この時点で3分間隔と爆速。LDR室(陣痛から分娩後まで使える部屋)に移動。

10:17 子宮口5cm,陣痛が約2分間隔。タイマーで測ることで気を反らそうとするが、気絶(寝落ち?)で取り逃がすことも。事前に「痛みのレベルが5ぐらいになったら麻酔するから呼んでね」と言われていて、4.5ぐらいになったので効く時間も考慮してナースコールでお願いする。

陣痛の記録

10:35ごろ 麻酔の先生が来ない。すでにレベル5は越えた。看護師さんすら来ないので忘れられたのではないかと心配になりもう一度ナースコール。

10:50ごろ〜 やっと先生が来てくれる。痛みのレベルは6ぐらいになっていたので早めにナースコールしといて正解だった。麻酔の効きのチェックをチューペットみたいなやつで行う。触られている感触は確かにあるのに冷たさだけを感じない。麻酔すごい。陣痛の感覚はあるものの全く痛くなくなる。麻酔すごい。神。全妊婦無痛分娩にしよう。
これ以降は適宜痛みが強くなったら自分で麻酔を追加できるようになる。私はトータルで4〜5回ぐらい追加した。

13時 子宮口全開確認。体勢のせいかちょっと元気ないとのことでほぼフラットに戻る。旦那に立会の準備をするよう連絡。うちの病院ではこれも妊婦がするので、麻酔なかったら連絡出来なかったかもしれない。
15:30ごろ 旦那到着。痛みはないので色々喋る。出産ハイもあったのかテンションが高くなっていた気がする。この頃からいきみの練習しといてねーと助産師さんに言われるが、いきみのやり方を知らないのでなんとなくこうかなーと力を入れてみる。
16時ごろ いよいよになったため寝ていたベッドが変形し分娩台に。すげー!と感動していたら「そういうリアクションする人見たことないわ」って助産師さんに言われた。少しはいるやろ。
16:19  4回目ぐらいのいきみ+吸引で出産。

血まみれで取り上げられていたので、あードラマっぽいーと思っていたら出産直後に希望していたカンガルーケア(抱っこ)がない。なんで???と思っていたら先生が「縫合やっていくよ」とのこと。あとから旦那に聞いたら、分娩時に相当出血(1.5L)していたとのこと。コットに入れられた子を離れたところから眺めることしかできないのは少し寂しかった。

18時〜20時 そのままLDR室で夕食を摂った後爆睡。起床後部屋に戻る。出血多量のため母子同室は行けそうなら翌日からとのこと。


…というわけでほぼ丸二日の無痛分娩が終わりました。結局私は翌日はベッドからの立ち上がりNGだったので授乳時だけ面倒をみる形でしたが、他のお母さんは産んですぐ同室なのめちゃくちゃ大変そう…

まとめ

無痛分娩はいいぞ!!!!
要らない痛みは捨て置け!!

その他tips

ロキソニン

産後は会陰切開だなんだで股が痛いわけですが、私のところではロキソニンを貰えました。お陰で睡眠はもとより、トイレのあとも綺麗に洗えて清潔にできたり、動くことが億劫にならずにすみました。
要らない痛みは捨て置け。

着圧ソックス

出血のせいなのかもしれないですが、脚の浮腫が生涯一。退院後数日まで浮腫が継続してました。着圧ソックスは持参しなかったので病院側が医療用のをくれたけど、焼け石に水。でもないよりは数倍マシでした。太ももの付け根までカバーできるタイプがおすすめ。


赤ちゃんの泣き声聞き分け

母子同室になってから赤ちゃんの泣き声に悩まされることになるわけですが、赤ちゃんが何を欲しているかを探るのにこのサイトがめちゃくちゃ役に立った。今のところ1ヶ月ぐらいまでは使えてます。

赤ちゃんの排便促進方法

母子同室2日目から赤ちゃんのお腹が張って夜通し泣いてたんだけど、この動画の方法試したら無事すっきりして翌日はよく寝てました。

新生児用の哺乳瓶

事前にpigeonの母乳実感の乳首とプラ哺乳瓶(160ml)を買ってはいました。しかし最初は与えるミルク量が退院日でも40mLだったためメモリがギリギリで調乳しづらい&プラなのですぐに冷めてくれないといった理由から、病院でも使っていた新生児用のスリム哺乳瓶(2本セット)を追加購入しました。3週目ぐらいまでは一回のミルク量も100mL以下だったため元は取れたと思います。乳首部は他の母乳実感とは互換性がないことに注意。


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