6/18 『モータルコンバット』を観た

面白かった。

海外のゲームが原作だということもよく知らず、予告編だけ観て「なんかニンジャスレイヤーっぽい」と思ってたらダイハードテイルズがこれに言及しており、「やっぱそうなんだ」ということで観に行った次第。
そうして観たもんだから、まあどこもかしこも「ニンジャスレイヤーの実写映画じゃん!」としか思えないような映像ばかり。妻子を殺され復讐に燃えるニンジャとかはまんまそうだったし、敵の心臓を摘出して殺害とかも見慣れた光景だった気がする。出てくる人物も人類サイドにロクでもないクソ野郎がいて、けどそいつがユーモアも担っててなかなかいい……と思ったらそいつはあっさり裏切っちゃった。けど、そういう厄介なクソ野郎かと思いきやシンプルにクソ野郎だったみたいなとこまで含めて原作では愛されてるのかもしれない。他にも性格は善良そうないかにも武人然とした味方がめちゃめちゃ残忍な殺し方で敵を三枚に下ろしたりしてて、とても好きな空気感だった。
主人公の特殊能力がどういうものなのかいまいちわからなかった(カトンだとしてもカブっちゃってるし)のがちょっと残念ちゃ残念だが、アメリカでの興行成績は良かったらしいし続編が出るかもしれない。後から調べてみたら原作ゲームは結構続いてるし登場キャラクターの残弾もめちゃめちゃ豊富なようなので、引き続きスタイリッシュ血まみれ残虐カーニバルを限界まで突き詰めていくというなら観てみたいと思う。

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