12/26 『劇場版 Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前編 Wandering; Agateram』を観た

面白かった。
お話としては、前編だけどまだ序盤?という印象。や、これは型月作品のシナリオに大抵言えることだった。スケールが広がってからが本番、みたいな。
ゲームのシナリオを映画にするにあたって、視点がベディヴィエールを中心にして進行していくよう物語が構成し直されている。ために、藤太や百貌さんの出演が今回は見送られているのだろう。たぶん。ちょっともうゲームの方でどうだったかあんまりよく覚えてないけど。
TVアニメで映像化された7章に比べて、マシュの動きや盾づかいがまだまだ洗練されていないのはなるほど納得がある。後編では成長が見られるのだろうか。一方、藤丸の方はすでにいっぱしの人理修復プロフェッショナルの顔をしていて、ちょっとやそっとの絶望的な戦力差や眼前に命の危機が迫っていてもへこたれない強靭さが見られる。きっとこれが、彼と出会ったサーヴァント(ベディはその言葉にウンともスンとも答えてなかったけど)から見た藤丸の姿なのだろう。
円卓勢の面々の、この特異点特有の雰囲気もまた良かった。モードレッドとかトリスタンもそうだが、とりわけ獅子王はすごい。というか川澄さんが。あんだけ……こんだけアルトリアをやってきて、まだ別のアルトリアを出せんの!?っていうのに改めて脱帽した。
ところでトリスタンと言えば確かゲームではあの段階で退場ではなかった筈だが、どうなのだろう。後編の予告にも姿はあったけど回想かもしれないし、後編はもうちょっと展開変わったりするのかな。わりとすぐ公開されるようだし、楽しみに待ちたい。

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