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6/16 『野田の日記 2006-2011(はじめのほう) それでも僕が書き続ける理由』を読んだ

面白かった。

マヂカルラブリーの野田クリスタルがWeb上に書いていた日記をまとめた本、その前半。2006年から書いているということで、僕もだいたいそのくらいの頃からmixiだとかモバゲーだとかのSNSをやり始めて、そんで日記とかも書き始めてたりしていたので、なんとなく親近感を持って読んだ。つっても別にその頃はまだマヂカルラブリーのことも知らないし、何か共通するものがあるわけでもないが。ただ日記を書き始めた時期が近いだけ。

そんな野田の日記だが、とりあえず前巻だけ読んでると、ほぼほぼ郵便局員の日記である。たまに面白いことを言う郵便局員。それよりちょっと多い頻度でよくわからないことを言う郵便局員。真面目なんだな……。
とは言いつつ、毎年M-1やTHE MANZAIに挑んでは敗退して所感を述べてる日記なんかは「この13年後に優勝だもんなぁ」とか思えて感慨があるし、マヂカルラブリー結成時の日記を読んで「村上(本名鈴木)はこの時点でもう村上だったのかぁ」とか思えて感慨がある。年を追うごとに内容が面白くなるとか、言うことが変わっていくとかは特に無い。この頃から既に地ができていたということなのか、あるいは後半で何かパラダイムなシフトがあったりするのか。多分前者だと思うけど、ちょっと楽しみにしておこう。


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