9/18 『MEG ザ・モンスター』を観た

面白かった。
サメ映画だとか、ステイサムだとか、その筋にとってはいろいろと“載って”いる映画だとのことだが、あまり詳しくはないので特に気にせず観て、とくに気にせず楽しめた。主演の男がステイサムで、男前でありクソ美ボディであり無敵超人であることはわかった。
なんだか連続ドラマの総集編のようで、ひと区切りごとにステイサム・ロマンスが入るのは何さもう、と思いつつ、しかしいつどこでサメが襲ってくるか1秒たりとも油断できないとかいうのも疲れちゃって絶対無理なのでいい箸休めではあった。娘がカワイイ。
見え見えの伏線というかもはやフリオチなのはきっとこれがサメ映画がサメ映画たるゆえんなんだろうなーと思いつつ、やっぱりいきなり驚かされるのとか苦手なのでそれでいいと思った。なんだ俺、サメ映画に向いてるのでは。
また、中国要素がここんとこ観た映画のなかでは一番ふんだんだったのも良かった。今までは女優がチョイ役で出てたり舞台としてちょっと出てきたり程度で、「ああ、中国マネーが入ってるから配慮なんだろーなあ」とか思うくらいだったけど、あんだけ出てくるなら楽しい。何あの中国版自由の女神みたいなの。とても映えてたし、中国のそういうとこもっと観てみたい。
最後、旧きサメが現代のサメ達に喰らい尽くされて終わっていくのはとてもよかった。無常感というか、海底の更に下の神秘の秘境に棲んでいた最強最大のサメだけど、しょせんは時代の敗北者なんだよなあ、とかなんとか。

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