9/14 深町秋生『オーバーキル バッドカンパニーⅡ』を読んだ

面白かった。
シャブ中からのシャブの抜き方とか、ヤリサーが女を強姦するのに用意する道具だとか、暴力団が規制をすり抜けて所持しておける武器だとか……それほんと~?とか思いつつも、そういったことのお勉強目線で読んでるところがある。血や嘔吐や糞尿対策にブルーシートをあらかじめ敷いとくとか、そこまでして強姦ってしたいもの……?みたいな、そんなこと小説作品に向かって言っても仕方ないが。
お話も本格的な緊迫度が高まってきて、NASのメンバー達もだいぶ余裕じゃいられなくなってきたかなと思えてきたところで、最後にこち亀みたいなオチがやってきたのでびっくりした。えらいバランス感覚だな。今後シリーズが続くならさらにヒートアップしていくものと思われるが、このバランス感覚が維持されるのかどうか、注目していきたい。

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