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11/8 『芸人人語 コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編』を読んだ

2年弱前に読んだ太田さんの本の続編が出ていた。あっこれシリーズものだったのか、と思ったが時事を綴ったエッセイなのだからそりゃ出るか。人気が出て、今後も定期的に刊行されてくれると、ああこんなこともあったよねとほどよく近過去を振り返ることができていいと思う。だいたい2年前くらいからというのが、またちょうど良い。とは言え、読んでるうちに太田さんの意見を自分の意見だと思わないように注意しなければならない。
今作では一番最後が安倍元総理の暗殺事件についての話で、あまりに唐突な出来事に心の整理がつかない状況などが語られる。犯人の動機や、その後の旧統一教会と政治家の繋がりについて等はこの後の話だろう。当然、それらにまつわる太田さんの意見、そしてそれに対するネットの反応・選挙特番の比じゃない大ひんしゅくなどもまだ出てこない。第3弾が出たときにそれらがどの様に語られるのか、また、それを読んでいるときの世間が世の中や太田さんに対してどんな印象になっているのか、不謹慎ながら楽しみにしている。

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