彼ママ挨拶、傾向と対策まとめ(玉の輿用)

経営者夫の腹心、もでこです。


今回は、彼ママ挨拶についての話題です。

創業者一家の彼実家。彼は次期社長、彼ママは創業者で現社長。
そんな会社に「従業員として」参画している現在、彼ママは私の雇用主でもあるわけで…

「次期社長の妻として」「息子の妻として」「我が家の嫁として」「経営チームの新規メンバーとして」と
さまざまな角度から厳正に私を審査をすることになるでしょう。

この記事では、経営者と結婚をするにあたり避けては通れない、家族挨拶の際に留意すべきことをお話しします。


結婚挨拶時のプロフィール

彼 44歳子無し離婚歴あり 役員 次期社長
私 34歳子無し離婚歴あり 彼と同業界、専門職
彼ママ 75歳創業者 株保有率100% 親分肌社長
彼姉 48歳一児の母 役員
彼パパ 鬼籍 社外にて勤務

まずはじめに断っておかねばならぬ点として、

どのようなご家庭との結婚においても

「誠実さ」 「清冽さ」 「素直さ」

この3Sをプロデュースすることが彼ママ対策の基礎

であります。もちろん服装や髪型もそのように演出しましょう。

誠実とは、彼家族に対して偽りのないこと。
余計なことをべらべら話す必要はなく、彼と協力して家庭を築く意志があることを示します。

清冽とは、さっぱりと澄んだ晴れやかな空気を纏うこと。
よく言われる彼ママウケの良い言葉として「清楚」も挙げられますが、どこか世間知らずなイメージも有るこの言葉。
大人の女性ならば、凛とした佇まいで清冽さを醸し出したいところ。

素直さとは、彼ママの価値観や考え方を否定せず、今後も良好な関係を築きたいという思いを態度で伝えること。
何を言われても「貴重なご意見ありがとうございます」の姿勢を貫きます。
彼ママの口出しに唯々諾々と従うこととは異なるのでご注意を。二人にとって重要なことは、彼と話し合って決めれば良いのですから。

結婚の予定や子供の希望、式の予定、お互いの仕事や住居のことなどは想定問答として、二人の意見を棚卸しして模範解答を作成しておきます。
また、女性側の話題において「今回わざわざ触れなくてもいい、マイナスになりかねない話題」があればそれらについても確認が必要です。
ヤブヘビにならぬよう、事前に手を打っておけば安心ですね。

仕事のできる彼なら、親御さんからの質問内容と回答内容どちらも根回ししておいてもらうのも一案かもしれません。国会答弁スタイルで滞りなく済ませましょう。


さて、ここまでが一般的な挨拶の準備でした。

玉の輿のシンデレラになった場合、彼実家は経営者家族。

重ねて申し上げますが、
「次期社長の妻として」「息子の妻として」「我が家の嫁として」「経営チームの新規メンバーとして」と
さまざまな角度で審査の眼に晒されることになります。

先に述べた3Sで基礎固めをしたならば、
さらに

nB (not BAKA)

をプロデュースしていただきたく存じます。


【賢い女】ではなく【馬鹿じゃない女】であることが重要なのです。

生意気で勝ち気な賢い女は、得てして鼻につくものです。それでは3Sに反するということは、ここまで読んでくださった皆様にはお分かりのことでしょう。
また、フニャフニャと自立していない馬鹿な女では、次期社長のサポートどころか足を引っ張ることは明白です。また、失言の多い頭弱い系の馬鹿な女も、会社のガバナンスを乱しかねません。

ここはひとつ、【馬鹿じゃない女】の振る舞いで
経営者一族の信頼を勝ち取ろうではありませんか。


家業に対して真摯に向き合い、これまでの実績を謙虚に述べる「誠実さ」

彼と彼実家に尊敬の念を持ち、デレデレせずスマートに相手を立てる「清冽さ」

相手の会社においては新参者であるという点で、経営者家族としてのありかたを学ぼうとする「素直さ」

こういった点に留意してトークを準備しておけば憂いは無いことでしょう。
服装は、「定番花柄ワンピ」だとやや頼りなく見えてしまうかもしれません。
ゆるふわ民放女子アナではなくコンサバNHK女子アナ路線で身だしなみを整えると、より好ましい印象を勝ち取れます。




最後に、NG事例を2点ご紹介します。

1.馬鹿なノロケ


たとえば「〇〇さん(男性)はわたしにこういうことをしてくれて〜」といったノロケ談は
一般的な結婚の場合は「あらあら仲が良いのね」と笑い話で済むかもしれませんが
玉の輿においては致命的。なぜなら「息子に貢がせているの?顎で使っているの?」と受け取られかねないからです。
ここで披露すべきエピソードとしては「〇〇さんからはこういうふうに伺っており、素敵な方だと思いました。尊敬しています。頼もしく感じています。」といったもので、一貫して彼を立てるべきでしょう。

2.肩書と結婚したと受け取られかねない馬鹿な発言


経営者というものは良いときばかりではないということを常に念頭に置いて生きている人種ですので
贅沢ができる、社会的ステータスがある、将来安泰といったところに魅力を感じているような発言もマイナスです。
あくまで「お人柄に惚れて付いて行くのですから、つらいときこそ共に支え合う覚悟です」という点を強調すべきです。

そしてその時はいつか、現実のものとして必ず訪れるのですから、
家族挨拶を成功させた暁には、敬愛するお相手と手に手を取り、腹心として生きてまいりましょう。

以上、彼ママとのご挨拶の際には

3S+nB

をどうぞ心に留め置かれてください。




このnoteを通じて、私が直面する課題やその解決策、そしてこれからの成長について率直にお伝えしていきます。経営者の妻として、そして個人としての成長に向けて、皆さんと共に歩んでいければと思います。


今後ともどうぞよしなに。



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