子宮腺筋症核出手術を受けてきました#10 初めての診察編
2019年4月某日(火曜)3時間かけて、霞ヶ浦医療センターに行きました。
「おーーー、これが霞ヶ浦医療センター、なかなかのノスタルジックな佇まい。ここで先進医療が受けられんだよ…ね。笑」
【まずはMRI】
予約電話の際に、前回のMRIが1年前のものと言うと、改めてMRIを撮ってもらうことになりました。
どこに病変があるかなー?と探すよりも、どんな子宮腺筋症かを調べるつもりでMRI撮ってもらう方が、詳しく分かりそうなイメージ。(個人の意見です)
しかも子宮腺筋症核出手術の権威がいる病院の技師さん、腺筋症のMRI撮るのうまそう。(個人の意見です)
【MRIを撮って、いよいよ!】
「腺筋症の外来の患者さんはかなりお待たせしてしまうと思います。」と事前に言われていました。
「かなりってどれくらいだろう…。全国から患者さん来るんだもんね…。」
とかなり覚悟していましたが、1時間30分くらいで呼ばれました。
不妊治療で鍛えられていますので、これくらい全然、余裕!
(土曜日のかかりつけなんて3時間待つ時あるので…)
診察室には、夫婦でいる人、母親同伴の人も多く、急に心細くなってきます。
「やっぱりお母さんに来てもらえばよかったかも、でもお母さんいると逆にナイーブな部分が出ちゃいそうだもんな。うん、わたしは一人で頑張ろう!」
婦人科内の放送で、名前を呼ばれました
「どんな先生なんだろう!流石に緊張するーーーーー!!!」
【これが西田先生かぁ!噂通りの…】
診察室をあけると少し広めの空間。
「西田正人先生!本物だ!!」
って思っちゃいました笑
噂通り、ダンディー。
芸能人に会ったみたいな気分になってしましました。
もしかすると私、にやにやしてたかもしれません。
紹介状の内容の確認、これまで受けてきた治療の確認。
西田先生による内診とMRI画像の解析。
MRI画像を見せてくれながら、説明してくれました。
やっぱり専門の先生、話がとにかく分かりやすい。
説得力が違うわー、といちいち関心してしまう。
【西田先生とのお話し】
他にもいろいろお話があったと思いますが、印象的だったところをその時のメモを見ながら、書きます。
西田先生「さきほどのMRI画像と今の内診の所見から、結論を言います。
あなたの子宮腺筋症は、核出手術することが可能です。」
わたし「はい。(ということは手術できない場合もあるのかー)」
先生「これが正常な子宮です。あなたの画像を見ると子宮の壁が大きくなっているのが分かりますか?前壁の腺筋症であるのが、分かります。他にもいくつか、筋腫が見えますね、チョコレート嚢腫もありますね。
それでは、生理の痛みについて伺います。」
わたし「(あ!例の質問だ!失神はしたことないから9.5って答えるんだ!)」
先生「鎮痛剤を使わない場合、このスケールで表すと0~10どれくらいの痛みでしょうか?」
わたし「え!鎮痛剤なしですか!?(鎮痛剤なしバージョン!?考えもしなかった!)そりゃあ、もう10ですね。(鎮痛剤なしなんて12、いやもう20くらいかも)」
先生「分かりました。それでは少し前のことを思い出してみて下さい。高校生の頃、生理痛はありましたか?」
わたし「はい、ありました。市販薬の鎮痛剤を使っていました。」
先生「おそらく高校生の頃には、腺筋症はなかったと思います。なので、この核出手術を受けても、その頃の痛みは残ります。それは腺筋症由来の痛みではなく、あなた自身の体質から来るものだからです。それでもだいじょうですか?」
わたし「はい、だいじょうぶです。」
【いつ頃手術出来るもの??】
診察の予約だけでも大変だったんだから、手術もきっと予約取れないんだろうと思っていました。繁忙期には、休めないので、いい具合に手術できるか心配でした。
先生「手術はいつ頃がいいですか?今、返事がもらえれば、今日の内に手術前検査を受ける事が出来ますよ。最短で、来週の手術の空きもあります。」
わたし「ら、来週!?あの、一応、持ち帰って夫に相談してもいいですか?」
先生「そうですよねー笑。では、次回の予約を取りましょう、その時、お返事聞かせて下さい。」
【やっぱり専門家はすごい!】
ふーーー、初めての診察を終えて、ソファーに座り込む。
緊張したーーー!
やっぱりすごい先生というのは、猛烈に感じた。
全然、偉ぶらないところが、逆にむちゃくちゃ凄そうな感じ。
茨城まで来た甲斐がありましたー!!
仕事の都合で5月下旬に診察予約を取りました。
大きく前進した気がしました。
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