テリア

自衛隊・ミリタリーについて適当に書き散らします。 投稿内容は解説・説明ではなく感想・備…

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自衛隊・ミリタリーについて適当に書き散らします。 投稿内容は解説・説明ではなく感想・備忘録なのでご注意ください

マガジン

  • 国産対艦ミサイル系譜図まとめ

    筆者が作成した国産対艦ミサイルの系譜図とそれに対する説明note集

  • 未来の陸自装甲車まとめ

    共通戦術装輪車/機動装甲車/次期装輪装甲車/共通装軌についてのnoteのまとめ。これを読めば将来の陸自装甲車について多少詳しくなれる可能性がほんの少しあるかも

最近の記事

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共通戦術装輪車に詳しくなれそうなnote

Twitterでの目撃報告が増え、2022年12月に決定した次期装輪装甲車(パトリア AMV)と合わせて話題となることが多い共通戦術装輪車。この共通戦術装輪車について「少し詳しくなれそうな」noteです。 本当は「完全解説!」とかやりたいのですが、とても出来ません。あくまでも興味の入り口にして頂ければと思います。 共通戦術装輪車って何?簡単に共通戦術装輪車とは何か見ていこうと思います。 まず、1つおすすめの記事があります。 肝心な部分は有料なのですが、100円で直接購入

    • 買った。届いた。読んだ。

      と言う訳でこちら。  内容は本当に様々ですが、私のnoteなので共通戦術装輪車についてのみの感想を。 雑感  とにかく、共通戦術装輪車について書籍で解説することに価値があるのかなと。  現時点で防衛装備庁、陸自共に「メディアの取材に応じる」と言う形での情報公開はしていないと思います。そんな中でも解説を形にして掲載をし、多くの人がこの装備に興味を持てるなら、それで良いのかなと思いますね。 そういえば…  解説文の中で量産1号車の配備先予想がありましたが、「ICV型が偵

      • どうでも良いお知らせ 毎月1投稿を目標にしてきましたが、やっぱり無理なので今後は気が向いたら書くスタイルに変更します。 よろしくお願いいたします。

        • 新年のご挨拶(大遅刻)

           1月も終盤ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。2023年は毎月一回のnote公開を目標に投稿を行ってきましたが、今年2024年もできるだけ継続していきたいと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。 今年12月に書くネタを仕込んでおこう 個人的な事情ですが、今年は自分の生活スタイルが大きく変わる1年となります。趣味に費やせる時間も心の余裕も少なくなるんじゃないかなと。そこで、今のうちに年末のnoteで書く内容の準備をしておきましょう。 今年注目の陸自ネタ  個人

        • 固定された記事

        共通戦術装輪車に詳しくなれそうなnote

        • 買った。届いた。読んだ。

        • どうでも良いお知らせ 毎月1投稿を目標にしてきましたが、やっぱり無理なので今後は気が向いたら書くスタイルに変更します。 よろしくお願いいたします。

        • 新年のご挨拶(大遅刻)

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        • 国産対艦ミサイル系譜図まとめ
          4本
        • 未来の陸自装甲車まとめ
          4本

        記事

          系譜図2023.12.ver解説回

          以前、国産対艦ミサイルの系譜図をもとにその歴史を振り返ってきましたが、あれから新しい情報も増えたため系譜図を一部作り直しました。 今回は新しく作った系譜図の補足説明用noteとなります。変更されていない部分は以前のnoteを参照してください。 潜水艦発射型誘導弾について以前の系譜図を作成した時点では情報があまりにも少なかったため、1つだけ浮いた形で図に掲載していました。しかし、三菱重工から2023年11月に発表された防衛事業説明会資料には12式地対艦誘導弾(能力向上型)(以

          系譜図2023.12.ver解説回

          共通装軌のあれこれ[月末雑語り]

          2023年11月22日、三菱から突然公開された共通装軌の写真。 この車両の存在はある程度知られていましたが、初めて防衛省・三菱等の公式から画像が公表されました。この共通装軌について備忘録的にまとめておこうと思います。 このnoteでは岩本三太郎氏が公開している軍事情報アーカイブ(通称大火力リークス)に掲載されている内容を多く利用しています。 共通車両の換装技術の研究前提として、この車両は「共通車両の換装技術用共通車体」になります。ネット上では「共通車両」「共通車体」「共

          共通装軌のあれこれ[月末雑語り]

          今月は特に書くことが思いつかないのでお休みです。ネタ募集してます。 画像はご自由にご使用ください

          今月は特に書くことが思いつかないのでお休みです。ネタ募集してます。 画像はご自由にご使用ください

          #AMV配備先予想大会 [月末雑語り]

          調達予定数810両という大きな数字(参考値)が発表された次期装輪装甲車であるパトリアAMV。今までの陸上自衛隊では考えらえないほどの数ですが、一体どこに配備されていくのでしょうか。 AMVの配備先は調達予定数・配備先がはっきりしていない共通戦術装輪車の影響を大きく受けます。また、そもそも現時点で陸自のどの部隊に何両の装甲車が配備されているのか、はっきりしたことは分かりません。よって、正確な予想は不可能だということを予めご了承ください。 装輪装甲車の「派生型」とは例の参考数

          #AMV配備先予想大会 [月末雑語り]

          さようなら、機動装甲車[月末雑語り]

          2023年8月22日、防衛装備庁から「令和5年度 機動装甲車廃棄役務(その1)の契約希望者募集要項」という公示が公表されました。 次期装輪装甲車の選定のために調達され、その役目を終えた機動装甲車は解体されることが決まったようです。 機動装甲車を振り返る装輪装甲車(改)の事業の不具合を受けて開始した次期装輪装甲車選定事業の試験車両として調達されたのが機動装甲車(MAV:Mobile Armored Vhicle)です。正確には「次期装輪装甲車(対爆技術)の研究試作」という研

          さようなら、機動装甲車[月末雑語り]

          misskeyにアカウント作りました。 ツイッターのように機能するかは、他のアカウントの動向次第といった所でしょうか。 https://misskey.io/@mod01re20912

          misskeyにアカウント作りました。 ツイッターのように機能するかは、他のアカウントの動向次第といった所でしょうか。 https://misskey.io/@mod01re20912

          みんなで作ろう対艦ミサイル[月末雑語り]

          面白い話題がTwitterの中で出ていたので、そこから着想を得た雑語り記事です みんなで作ろう対艦ミサイル大まかにいえば、予想される有事を見据えた同一対艦ミサイルの複数国での生産構想が今回のお話です。 「ロシアによるウクライナ侵攻」では弾薬や各種ミサイルが不足し、協力国からの支援やそれらの国々での増産が行われています。東シナ海での紛争では確実に水上での戦闘が発生するでしょう。対艦ミサイルが大量に使用され、ウクライナで起きたそれのように対艦ミサイルが不足する事態が想定されま

          みんなで作ろう対艦ミサイル[月末雑語り]

          12式「短距離」地対艦ミサイル[月末雑語り]

          12式短距離対艦ミサイル? 先日、このような記事を見かけました。 US army commander highlights Japan's preparations for Taiwan Strait conflict | Taiwan News | 2023-04-21 15:11:00 この記事は台湾情勢における日本の役割をウクライナでの戦争と比較して論じているのですが、この中で面白い記述を見かけました。 ” Type 12 short-range, anti-shi

          12式「短距離」地対艦ミサイル[月末雑語り]

          スタンドオフミサイルの定義を再考する

          最近何かと話題のスタンドオフミサイルですが、その定義は一体どういったものなのでしょうか。一般的に言われている定義を確認し、新し考え方も必要なのでは?という私の考えも書いていこうと思います。 Standoff とは何かStandoff という言葉は特別な軍事用語ではありません。辞書的には「離れて立った状態、孤立」などの意味があります。また、ラグビーのポジションの名前にも使われています。スタンドオフは「スクラムハーフから最初のパスを受けて、キック、パス、などの判断を行い、攻撃の

          スタンドオフミサイルの定義を再考する

          最終回 国産対艦誘導弾の歴史をざっくり追おうの会

          今回は第一回、第二回で追いきれなかった国産対艦誘導について見ていこうと思います。(その他で括ってごめんね) ASM-3特徴的なミサイル ASM-3の特徴は何といってもその速度です。推進方法としてラムジェットエンジンを採用し、国産対艦誘導弾として初めて音速を超える速度で飛翔することを前提とした誘導弾となっています。 さらに、終末誘導の方式として初めてパッシブレーダー方式を併用しています。様々な新機軸を採用し、現代の防空機能を突破しうる新たな対艦誘導弾を目指して開発されたミサ

          最終回 国産対艦誘導弾の歴史をざっくり追おうの会

          第二回 国産対艦誘導弾の歴史をざっくり追おうの会(ファミリー化の時代)

          前回、ASM-1から始まった国産対艦誘導弾の歴史を17式艦対艦ミサイルまで追ってきました。今回は国産対艦ミサイルのこれからについて見ていくこととします。 将来の装備というのは今後どうなっていくかわかりませんし、断片的な報道や公開情報をもとにした「推測」の割合がどうしても増えてしまいます。あくまでも筆者個人の理解、解釈であることを予めご了承ください。 12式地対艦誘導弾(改)と哨戒機用新空対艦誘導弾 17式からの同時開発 哨戒機用新空対艦誘導弾と12式地対艦誘導弾(改)(

          第二回 国産対艦誘導弾の歴史をざっくり追おうの会(ファミリー化の時代)

          第一回 国産対艦誘導弾の歴史をざっくり追おうの会(80式から17式まで)

          最近、様々な報道の中で誘導弾(ミサイル)の名前が出てきます。「トマホーク」などカタカナの名前の他に、「12式地対艦誘導弾(能力向上型)」という明らかに日本製っぽい長ったらしい名前を見たことがある方も多いでしょう。最近では国産だけでも多くの種類の誘導弾が調達・開発されており、混乱する方も多いはず。(筆者も大混乱) 日本では何十年にも渡り、いくつもの対艦誘導弾を開発し、実用化してきました。それらの多くは既存の国産誘導弾を改良したり、開発の過程で得られた成果を応用しながら開発され

          第一回 国産対艦誘導弾の歴史をざっくり追おうの会(80式から17式まで)