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イギリス帰り・カルチャーショックリハビリ日記

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1998年から2002年までイギリスに住んでいた私。その翌年に書かれたカルチャーショックリハビリ日記を中心に、ときどき思い出話を追加します。
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#留学

「おはよう、ロンドン!」~マズウェル・ヒルで暮らした一年間~

今から軽く20年は昔のこと、ギリギリ20代だった私は、学生としてイギリスで暮らし始めた。 最初の3週間はロンドン南部の友人宅に居候していたが、北部の語学学校近くに部屋を借りるつもりでいろいろと探していた。 インターネットはあったけれど、今みたいに普及もしていなくて、情報源は日本語の無料情報誌、英語の情報誌、日本食料品店などに貼られた「部屋貸します」のクラシファイド広告くらい。 (日本人は部屋をきれいに使うから、などという理由で好んでいた大家さんも多かったという) その

20年前の今日(カルチャーショックリハビリ日記番外編)

留学のためイギリスに渡った日からちょうど20年の今日。 なぜこの日に行くことを決めたのかというと、実は占いが決め手だった。 同僚にホロスコープの読める年配男性がいて、見てもらったところ、その日がいいということだったので、そうすることにしたのだ。 結局それが良かったのかどうかはわからない。 けど、私の人生を180度変えたのはこの日だった。 というわけで、記念に書き記していた当時の日記をここでババーンと開帳します。 個人情報が特定される箇所以外は手を入れていません。 2