Em一発ものペンタ(4) マイナー6thペンタ
ほぼこれに近い。ちなみに、ここからはかなりの応用編なので手を出さない方がいい領域ですらある。
まずは音を聴いてみよう
基本的にはドリアン的な音なのである
マイナー6thペンタなので6と書いた方がよかったかもだけどまあ13に合わせときます。
結局これの何がいいの
まあ普通のminorペンタ+13と比べて7度の音がなくなってるだけといえばそうなんだけど、7度がなくなる事のメリットってのがあるから存在してるんだろうね。まあその辺りは後でやっていくとして、とりあえずそれっぽいフレージングをしてみよう。
速い譜例は控えるようにしているんだけど、やはりこのスケールの場合速く弾けば弾くほどかっこいいようだ。いい感じに音が飛んでくれるのでなかなかcoolなサウンドになる、とはいえ、基本線はこれだとドリアンの匂いがしますな。
7度が抜けてると何が便利なのか
まず、ペンタトニックというのは実は?この他にもいろいろあって、5音に集約するというのは割と人間の音への集中を上げていく効果がありそうに思える。それは聴く側もそうだしプレイヤーもそうだ。
でまあ今、マイナーコード一発でドリアンを想定するとええかもよって話がありその構成音は
R 9 m3 11 5 13 m7
であった。ところが似たようなスケールで「メロディックマイナースケール」というのがある。構成音を見てみよう
R 9 m3 11 5 13 M7
というわけで、ドリアンとメロディックマイナーは7度がマイナーなのかメジャーなのかの違いしかないのだ。だったらまあ抜いちゃったらこの辺がボヤけてていい感じになったりとかあるんじゃないかな。
やはり、速いフレーズが多いようで、そのためには新たなペンタトニックの形を覚えないといけないのだけど、これはこれで相応に時間かかっちゃいますからねえ。
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