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フォロワーさんのパリ流ファッションスタイル診断に同行してみた②


受診まで

ゆずはにさんに引き続き、フォロワーの梅さんのパリ流ファッションスタイル診断(以下、パリ流)に同席したのでレポ。


サロンはまたまたLacisaさん!

快く見学同席を許可してくださり、ありがとうございました!

梅さんのスペックはこちら!

・1stディープオータム 2ndディープウィンター
・顔タイプ(クール寄り)エレガント
・骨格ウェーブ
・PD春ナチュラル・ロマンス(本家)

梅さんがどんな人かと言うと、PDナチュロマのイメージを具現化したような、エキゾチックな色気を纏ったお姉さん。
でも中身はちょっとシャイでとっても気遣い屋さんと言う可愛いギャップもある、すごく魅力のある人だ。

スペックは統一性もあって、梅さん本人のファッションの好みともあまり乖離は無いとのこと。
ただ、外見と性格面のギャップをパリ流で補完出来たら…と受診を決めたようだった。

私の事前予想としては、MナチュラルSセクシーAドラマティック。
Mのナチュラルはエキゾチック感、女性らしさも欲しいのでSにセクシー、大きめ柄が似合う+内面要素で、Aにドラマティックを据えた。

梅さんとは一緒にお洋服を見に行ったことがあるのだが、得意な素材やよく行くお店等が割と被っており、もしかしたら私(MナチュSエレAドラ)と近いのでは?と期待していた部分もある。

実際、梅さん自身も、共通の仲のいいフォロワーさんも、みんなMナチュラルは固いのでは、と予想していた。

受診当日


当日、アナリストのYumiさんと愛犬のすずちゃんがにこやかに出迎えてくれる。

まずは、事前アンケートの内容確認。
アナリストさん曰く、梅さんのPinterestは自然が好きなのかな?という印象が強いそう。
この時点で私はこれは大方の予想通りナチュラル決まりでしょ!と思っていた。

その後はパリ流の5グループ10要素の説明が行われる。(※詳細は以前書いてるので割愛)

メイン決め

一通り説明が終わったあと、アナリストさんから「どれがいちばん遠い要素だと思いますか?」と定番の質問。

梅「ロマンティックですかね」
ア「なるほど、他にありますか?」
梅「エレガントも遠いかなと思いますが…あとはわかんないです。」
ア「なるほど、梅さんはしっかりしてそうな印象がありますね。自立してそうって感じです。親しみやすさも結構ありますが、頼り甲斐もあるので、職場にいたら色々聞いちゃいそうです!」
私「わかるわかる」

ア「ですので、軽いものから消したいですね。梅さんは重いか軽いかで言えば、若干重い寄りですね。」
梅「確かにトレンチコートとか得意です」
私「骨格ウェーブなのに…??」

ア「軽い要素はナチュラル、ロマンティック、スポーティ、クリエイティブですね。この軽い要素から消していきたいと思います。」
私「あれ、クラシックは?」
ア「クラシックはシンプルなので、重さも軽さもありません。無です。」
私「無」
梅「重さ軽さを超越してるのね…」

ア「じゃあ、まずロマンティック消しましょう。梅さんに少女らしさはないですね。喋り方もハキハキしっかりしてますし。」
梅「喋り方関係あるんですね」
ア「ロマンティックがメインの方は、ふわふわとした喋る方も多いんですよ〜」
私「なるほど、本人までふわふわなんだ…」

ア「次に消すのは、クリエイティブですかね。キッチュな感じが苦手そうで、変なものいらない!って感じです。細かい変化がごちゃつきそうな印象もあります。」
ア「スポーティも消しましょう。梅さんに快活な印象が無くは無いんですが、走り回ってそうじゃないです。」
私「元気いっぱい!って確かに感じではないかも…」

ア「エレガントとドラマティックも消すのを悩むんですが、上品なもの、高そうなものは似合いそうなので、エレガントは残しましょう。」
梅「なるほど…」
ア「あとスポーティの方は、イベントの企画で現場を走り回ってそうな印象なんですが、梅さんは会議室で活発に議論してそう。そういう意味で、ドラマティックの持つ存在感も遠くは無いと思います。」
私「会議室で議論してそうわかる」
ア「ここまではかなり遠いので、アクセントにもつかないですね」
梅「理由を聞いたら納得できるものばかりです…」

ア「次は……クラシックですかね!しっかりした印象は近いんですが、シンプル過ぎちゃうかな…もうちょっと変化は欲しいです。あと、梅さんはクラスの中心にはいそうだけど、優等生!って感じでは無いんですよね」
梅「確かに遊んでそうなイメージの方がよく言われます」
私「梅さんは真面目だけど、学級委員長って感じでは無いかも…」うむ

ア「ドラマティックも消しましょう。ここまでの存在感、大きい変化はいらないですね。メインにする程では無いと思います。」
梅「ちなみに大きい変化ってどんなものが…?」
ア「んー…例えば、オールブラックやオールホワイトの全身1色コーデとかはドラマティックですね」
梅「う〜ん、出来なくはなさそうだけど…」
私「それがバッチリ100点!じゃないから、メインにする程じゃないね…」

ア「次は…エレガントですかね…他の要素を消しがたいのもありますが、自立した感じが欲しいです。」
梅「エレガント、すぐ消えるかと思ったのに意外と残ったね」
ア「あとはシックも消しましょう。ここまでの切れ味のある圧はいらないです。」
私「うん、梅さんはかっこいいけど、シックとはベクトルが違うかも」

ア「ここから迷いますが……うーん、セクシーですかね。露出耐性がすっごくある訳では無いです。メインがセクシーの方は胸も肩も背中もどこ出しても大丈夫な人が多いです。胸もガッツリ盛って出せちゃう的な」
梅「谷間は絶対見せられない」こくこく
ア「ちなみにサブにセクシーだったら、ボディライン出すレベルです」
私「サブだったらそんなもんなんだ」

ア「残るはナチュラルとトラディショナルなんですけど………う〜〜〜ん……親しみやすさ…自然感…でもしっかりしてるし…」
私「めっちゃ迷ってらっしゃる…」
梅「いや、トラディショナルがメインになったら、私嬉しくて小躍りしちゃう」
私「小躍り」

ア「…うん、ナチュラル消しましょう!」
私「わーー予想外れたーー!!!」
梅「憧れのMトラディショナル!!!」

ア「梅さんに穏やかさや余裕感、親しみやすさはあるんです。でも第一印象はしっかりしてて、頼り甲斐のある感じが強いので、メインはトラディショナルです!」

メインはトラディショナルに決定!

ア「あと梅さんのお顔立ちがトラディショナルですね。鼻がしっかりしてて…顔タイプが直線寄りのエレガントさんってところにトラディショナルっぽさを感じます。意思が強そうな印象です。」
梅「確かに意思は強いです」うんうん
私「自分で言えるのすごいな…見習いてぇ…」

サブ決め

候補になったのは、セクシー、シック、エレガント、ナチュラルの四つ。

ア「まずトラディショナル×セクシーですが、あまり存在しない組み合わせなんですよね… キャバ嬢がスーツ着てるような印象になるので、3次元にロールモデルがいなくて…2次元ならいるんですけどね」
私(逆に2次元だと誰なんだろ…)

ア「トラディショナル×シックは、しっかりした印象にモードが掛け合わさる感じですね。ファッション会社の社長なイメージ。でも梅さんには固いです。」
梅「うーん確かに」

ア「トラディショナル×エレガントはコンサバ感強いです。キャサリン妃や雅子様がこのタイプですね。皇室みたいな雰囲気です。」
私「めっちゃ高貴な感じだ」
ア「最初、梅さんのお写真見た時はトラエレかなと思ってたんですが、今日お会いしてもっと抜け感が欲しいと思いました!これは違いますね。」
私「梅さん、リゾートスタイルとか似合うもんね」
梅「我ながらめちゃくちゃ似合うのよ」

ア「最後にトラディショナル×ナチュラル。これはしっかり見えるけど気さくな感じですね。天海祐希さんとか 。 」
私「もうこれじゃん」
梅「トラナチュ…素敵…」

サブはナチュラルに!

アクセント決め

ア「でも、梅さんには女性らしさも欲しいんですよね。アクセントをセクシーかエレガントで考えたいと思います…ただ、エレガントだとお高くなりすぎちゃうかな…」
梅「お高くなりすぎる」

ア「内面診断も見ましょう。1位は…クリ/ドラが8点ですね。2位はシック/エレとクラ/トラが7点で同率です。3位はナチュ/スポ 6点 、最下位はロマ/セクの4点。」
梅「やっぱりクリ/ドラが1位!」
私「ここは予想通りだね」

ア「う〜ん、セクシーが内面最下位ってことは、Aはエレガントになる……?でもPinterestはエレガントが少ない…」
梅「自然が多いですもんね」
ア「そうですね、ナチュラルセクシーがお好きなのかなって印象です……うん、アクセントはセクシーにしましょう!梅さんは華やかさがあるので、ぴったりです!」

Aはセクシー!

ア「Aセクシーは赤リップとかメイクに取り入れるくらいでいいと思います。」

結果:Mトラディショナル Sナチュラル Aセクシー

ア「きっちりしたファッションに抜け感をプラスして、リップやヒールで女性らしさを出す感じの服装がお似合いです!」

質問コーナー

①おすすめの香水

ア「重ためのエキゾチックな香水が似合いそうです。セクシー寄りでホワイトムスクとか。軽くしすぎない方がいいかなと思います。」
梅「ムスク好き!良かった!」

②おすすめのアイテム

ア「骨格ウェーブとの事ですが、パリ流の結果が比較的骨格無視できるスペックなので、抜け感のあるジャケットなどもお似合いです!」
梅「スカーフとかポロシャツとかはどうですか?」
ア「それもピッタリです!スカーフだったら古典的な柄だとなお良いです」
梅「レザーとかは…」
ア「大得意です!!」
梅「トレンチコート」
ア「勿論です!!!」
梅「…なんか、私の都合のいいようにパリ流の結果が収まっていくんだけど」
私「めちゃくちゃ良いことでは」

③近いキャラクター

ア「ポカホンタスはナチュラル×セクシーですね…あと、セーラージュピターはナチュラル×トラディショナルなので近めですかね。」
私「アッまこちゃんは確かに抜け感の方が強い!!解釈一致!!」

④おすすめのブランド

ア「ん〜バーバリーは梅さんにはちょっと堅いかもしれません。ラルフローレン、エルメスとか…小物ならLOEWEもいいですね!」
梅「わかりました、LOEWE貯金します」
私「決断の早さ」

⑤似合う国、都市

梅「南国って言われがちなんですけど…」
ア「う〜ん、シンガポール…の都市部とかですかね。マリーナベイサウンドみたいな…」
私「都市部なんだ!梅さんは海が似合う女だから意外かも」
ア「ヨーロッパの、主要じゃない都市とかも当てはまるかも…少なくともパリは違いそう…」
私「ロンドンは?」
ア「ロンドンはトラディショナル的にアリかもです」
 ※後日、資料に「エディンバラ」が似合うとの回答あり。トラみ〜!!

⑥メインとサブの割合

ア「結構サブ強めです。M:S:A=5:4:1くらいかな。トラディショナルに全振りすると、かっちりしすぎるので、ナチュラルは無視出来ないですね。」
梅「トラもナチュも両方必要ってことですね」

⑦似合う柄

ア「チェックとか、ストライプみたいな規則的な柄がお似合いですね。スカーフ柄も素敵です。」
梅「自分では無地が得意だと思ってるんですけど…」
ア「うーん……無地を着るなら、深い色にするとか、どこかに足し算したい感じがありますね。」
私「盛れるスペックだ!」
ア「ただ、ヒョウ柄とかアニマル系はセクシーが入ってるとはいえ派手になっちゃいますね。セクシーはあくまでもAなので。」
私「そこはトラが働いてる感じ…面白い…」

⑧着こなし

ア「マニッシュな服装で、柔らかめの生地を選ぶとかですかね。スカートを履くなら、軽くない素材でストンと落ちるものを…トレンチ素材とか。靴はローファーとか、服をかっちり固めるなら、パンプスを履いたらAセクシーが出て素敵ですね」
梅「普段からやってる服装だ…」
私「自然と似合うものを選んでるんだね」
梅「あと、自分では重ね着得意だと思うんですけど…」
ア「ん〜…得意というか、苦手じゃないって感じですね。裾だけ出すとか、つけ襟みたいな個性的な重ね着はクリエイティブ要素になるので、ちょっと違うと思います。」
梅「確かにそういう重ね着はしないですね…」

⑨ハリポタ寮

梅「流行ってるから聞いてみたくて…」
ア「ん〜〜〜……(長考)……4つの寮のうちなら、ハッフルパフですね」
私「やっぱナチュラルが働いてる気がする」

⑩イメージカラー

ア「ゴールドやブラウンですね。あとは黄みがかったネイビーやレンガ色っぽい赤も!」
私「イエべ秋の申し子みたいな色だ」
梅「うん、ディープ秋だからね」

⑪おすすめのアクセサリー

ア「ん〜…そもそも、ネックレスとピアス両方付けるのは邪魔そうな印象があります。どちらかでいい。」
梅「あーー!!!!それ!!そうなんです!!!!」
ア「ネックレスするならイヤーカフとか存在少ないものを選ぶ方がいいですね。」
私「え、梅さん、ブレスレットはジャラジャラつけてるけど…??」
梅「腕は顔から距離が遠いからね」
私「物理?」
ア「あと今日は貝殻とかナチュラル要素があるブレスレットなので、それでどうにかしてる感もあります」
私「ゴリ押し?」

ア「ネックレスなら、重さのあるやつ、革っぽいものを選ぶといいかもしれません。ピアスは曲線ぽいデザインならお似合いですよ。」
私「おすすめのモチーフは?」
ア「モチーフは特にいらないですね…フープピアスとか。結構大きめのサイズも行けます。逆に何かモチーフがあると子供っぽくなりそうです。」
梅「大きめのピアス行ける…!?買っちゃお!!」

キャッチフレーズ

受診からちょうど1週間後に資料が届いた。

キャッチフレーズ
才華に根差した自信と余裕を持つ気さくな女性
キーワード
伝統的、かっちり、装飾感、抜け感、華やかさ
魅力
抜け感のある華やかで、かっちりした雰囲気

わ、わーーーーー!!!?!?!?カッコイイーーー!!!!!!!
「才華に根差した自信」ってところがめちゃくちゃトラディショナルみを感じて良い!!!!!
パリ流のいいところは本当に個人個人に合ったキャッチフレーズや魅力を見つけて貰えるものだな…としみじみ。

梅さんと受診が終わったあとに「パリ流って、えーー!?!みたいな驚くような結果は出ないけど、今までの答え合わせができる診断だよね」と話した。
多分、多くの人が、PCに合ってないけど似合う色とか骨格を外してるけど違和感なく着れる服みたいな、「スペック外なのに何故か似合うアイテム」を持ってると思う。
何でそれが似合うんだろう?という答えを見つけるヒントになる診断がパリ流なのかな、と感じた。

梅さんとは今後もスカーフを見に行ったり香水を試しに行ったりと色々イメコン系のお買い物に一緒に行く予定なので、とても楽しみにしている。


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