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徒然なるままに🌱

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最近の記事

統合失調症の話④

こんにちは。 休職期間が残り約1ヶ月、 服薬内容は以前の記事から変わらず、 のもここです。 今はもうかなり落ち着いてきており、 以前のように生活できるようになりました🌸 ですので、需要があるかは分かりませんが 急性期の幻覚の諸々についてメモしておこうと思います。 若干、というか割とそこそこホラーです。 幻視 ・夜、隣に寝てるはずの夫の首がなくなる ・Eテレの将棋番組をつけていたら、「early doze」という文字が浮かんでくる(早く薬を飲め、という意味に捉えまし

    • 統合失調症の話③

      また前回の記事から時間が空きました。 まだ休職中で 5月半ばまでお休みですが、 だいぶ調子が良くなってきたのでその報告です。 各種の幻覚はなくなり、 かなり普通に日々を過ごせています。 急性期の幻覚や妄想の記憶は消えないため、 やっぱりまだ時々(私こそが神なのでは?)という思考にはなりますが、 それを除けばおおむね元気です💐 薬は以下を毎日夕食後に服用しています。 ・エビリファイ 6mg×3錠 ・オランザピン 5mg×2錠 薬がだいぶ効いていて、 良くも悪くもぼ

      • 統合失調症の話②

        休職真っ只中の私ですが、今の考えをだらだらと書き連ねてみたいと思います。 統合失調症の陽性症状と言うのでしょうか、 幻覚や妄想がひどかった時は、 「自分で宇宙が始まり、自分で宇宙が終わってしまう」 という気がして焦っていました。 ヒトも、母親の胎内で生物の進化を辿ると言いますよね。 単細胞生物(受精卵)から多細胞生物(胚)、両生類のような状態を経て(手の指の間に水かきがあると聞きました)、ほ乳類としてのヒトになる。 であれば、私自身 母親のお腹にいた間に生物の進化を全て

        • 統合失調症の話

          ご無沙汰しております。 前回まで記事を数本書いた急性一過性精神病性障害の話について、 回復に至るまでの薬の内容等を書こうとしていたのですが、 忙しく日が経ってしまいました。 ……の間にまた爆発してしまい、 再発中です🥲ナンテコッタヨ ざっくり言うと、 前回の時は2年服薬していました。 初めはミルタザピンとオランザピンを夜1錠ずつという感じでしたが、 そのうちオランザピンのみになり、 オランザピンも隔日に減らし、 断薬! となりました✨ その後半年ほど

        統合失調症の話④

          急性一過性精神病性障害の話⑥

          ご無沙汰です。 ようやく!症状が快方に向かい始めた時の話です。 我を取り戻し、4ヶ月の休職期間 寝れなさと幻覚、妄想、体の疲れがひどかった その後、初めて薬がちゃんと効いて寝ることができ、 少しずつマシになっていった時のお話です。 でもこれがまたなかなかすぐに絶好調とはならず、色んな体験をしたので書き留めます。 急性期に一番ひどかった幻聴は、この辺りを機にほぼなくなりました。 鳥の鳴き声がいまだに幻聴のように聞こえる、という状況はしばらく続きましたが、 聞こ

          急性一過性精神病性障害の話⑥

          急性一過性精神病性障害の話⑤

          いよいよ狂い方が極まって数日単位で記憶すら飛ばすようになってしまった矢先。 東京の大きい病院の精神科に連れて行かれた時のお話です。 この時がいっっっちばんしんどかったです。 幻覚体験としては一番読み応えあるんじゃないかな🙃 東京へ 実家のある北関東から、2時間かけて東京に連れて行かれました。 当時母は私のあまりの様子のおかしさに弟にも電話をしていて(弟は関西で学生をしています)、 弟から「それ本当にまずいから早くちゃんとした病院連れて行ったほうがいい。なるべく東

          急性一過性精神病性障害の話⑤

          急性一過性精神病性障害の話④

          実家に逃げ帰ったもここさん。 ここからがほんとの地獄でした 実家での生活 実家に帰ると母に言った時は 母はまだ家でリモートワークができるレベルと思ったようで、 「帰ってきてもいいけど、パソコン持ってくるのよ。ちゃんと仕事してね」 と言っていました。 その言葉を忠実に守り、パソコンや最低限の服だけ持ってタクシーで3万かけて帰省しました。 いや、それ以外にも荷物がありました。 "退院後、東京のアパートに届いた母からの退院祝いのお花" これがありました。 実は

          急性一過性精神病性障害の話④

          急性一過性精神病性障害の話③

          入院後、 広い一人部屋に移されてからの話ですね。 一人部屋で 退院まで そこではなんかもう常に綱渡りのような生活をしていました。 人と話せないと落ち着きを保てなかったんです。 人と話すことで"社会性のある自分"を思い出し冷静になれるのですが、 一人の時は焦燥感ありまくり。 念の為ということで常に心拍数をモニタリングする装置をつけられていましたが、 よく突然心拍数が上がって先生と看護師さんが駆けつけてました…☺️ 「どうしましたか!?」 「あ、YouTubeの

          急性一過性精神病性障害の話③

          急性一過性精神病性障害の話②

          昨日は入院したところまで書きましたね。 今回は入院生活をメインに書こうかなと思います。 入院生活 コロナ入院。 不安しかありませんでした。 というかもう既に頭がおかしかったので、 「自分は汚物」 「自分が通った道全部にウイルス撒き散らされてる」 「誰とも顔合わせちゃいけない」 という意識がこびりついてて、 看護師さんの顔もまともに見れませんでした。 看護師さんはしっかり防具つけてるのに。 同じ20代ぐらいの女性の4人部屋で、 私が入院した時すでに1人いる

          急性一過性精神病性障害の話②

          急性一過性精神病性障害の話①

          2年前に、とても奇異な体験をしました。 当時まだ 今よりも新型コロナが怖い病気とされていた頃、 それに罹ったことで精神をやってしまったのです。 その時起こったこと・あった幻覚・周りの方達の対応・治療法 などを、どなたかの役に立てればと思い記録します。 治療は2年ほど続けていましたが、今は回復して服薬もやめております☺️ なので、もし同じ状況の方がいても "大丈夫ですよ"というメッセージになればという思いも込めて綴ります。 予兆 コロナに疾患し戦いが始まったのは

          急性一過性精神病性障害の話①