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Hirune
2022年2月2日 22:22
座席に座って幕が開くまで、すっかり忘れていた。天日坊ってどんな話だっけ?10年ぶりの再演と聞いていたけれど、そもそも10年前の私はどんな毎日を過ごしていたのだろう、それすらもちょっとあやふやで。どこの部署にいて、どんな思いで、誰と仲良くしていたのか。ぼんやりと曖昧なのに、ただ前に見たときの鮮やかな幕切れと、主人公のラストの絶叫だけがはっきりと心に残っていた。「俺は誰なんだ??」前に見たと
2018年10月20日 20:25
10月からの中村屋さんまつり。もちろん行きました。昼夜行って、悩んだけど2回目は辞めて、幕見で夜昼のハイライトを狙って駆けつけて。歌舞伎良いな〜という、もともとのきっかけは、勘三郎さんなんだけど、お父さんもっと見たかったな…という思いは不思議となくて、なぜならやっぱり2人の兄弟の中にちゃんと生きてるから。それをひしひしと感じた。どれほどまで、たくさんの時間と芝居への愛、息子への思いを、注いでき
2017年4月26日 00:40
実はいろいろ心配してたんです。見る前は。現代の言葉でやるとか聞いたし、蓬莱竜太さんのこともあまり知らなかったし。でも、杞憂でした。刺激的でした。興奮したし、ときめいたし、やるせなかったし。何より驚いたし。愛する女性のために、何度も何度も転生するお話でした。最後にきれいに輪がつながり、心の中に、ストンと落ちました。驚きは、もちろんあったんだけど、暗い予感も確かにあった。ここからネタバ