嫉妬と怨みの連鎖。

怒りの感情の中で、嫉妬や怨みはかなり手強いネガティブ感情だと思う。

手強いとはそれらの感情を消去するのがとても難しいという意味で書いた。

心の中でわだかまってなかなか消えない火のようなもの。

嫉妬や怨みは自分を滅ぼすし、絶対に持たないほうが良い。


ネット工作員の中でかなり多数が、単なる反対勢力に対する怒りではなく、それプラス嫉妬や怨みの感情も持っているように感じる。

何しろ攻撃がしつこいのだ。
相手に対する執着心がとても強いのだ。
文面を見ればわかる。

で、その感情は社会全体に対する怒りだったり、過去の自分の受けた虐待経験から来るものだったり、


十人十色、色々と原因はあるだろう。
その個人経験を相手に投影してるのだと思う。

しかし、そういう人は攻撃の対象物が消え去っても、その嫉妬と怨みの感情を自分で解決しないといつまでもネガティブを引きずってしまう事になるだろう。


すると、次の攻撃対象を探し出してそれを攻撃するといった具合に、延々とやり続ける事になる。心の平安は永遠にやって来ない。

嫉妬心や怨みを持つ人が、あるグループで指導的立場に就く時、下のものを攻撃する。
パワハラが起きる。

するとその攻撃を受けたものは心の中にその傷を溜め込む事になる。

鬱になることもあるかもしれない。

年月が経ち、部下だったものたちが上に立つようになると今度は自分の部下に同じようなことを繰り返す。
これが嫉妬や怨みの連鎖であって、どこの組織でも起きており、社会問題になっている。

嫉妬心の強い人が救われないと思うのは、自分より優れた人間を見つけると、本気でムカついてその人を引き摺り下ろそうと全力で妨害するというもの。

単純にその人の才能を称賛すれば良いのに、それが出来ないらしい。

心が素直でないのだ。

無駄な努力なのに。


常に自分が一番でないと気が済まないらしい。

だから重箱の隅をつつくようにあら探しをして、相手のどうでも良いような瑕疵を見つけて大騒ぎする。

その事に無上の喜びを感じるらしい。

何ともひねくれた性格としか思えない。

やればやるほど自分がより落ちぶれて行き、より小さくなって行くのに気付いてないのだ。

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