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曽野綾子・弱い人

暴力を振るう人は、

強いのではなく、
弱い人なのだ、

ということも知った。

『悲しくて明るい場所』

暴力を振るう人は
暴力を振るうことで
自分自身を
必死に守っている
弱い人なのだ。

自分の気持ちを
言葉にすることができず
また言葉にすることを恐れ
自分の痛いところをそれ以上に
つつかれないように
自己防衛として
暴力を使う。

自分の弱さを
自分自身が認めたくないので
自分の気持ちを紛らわせるためにも
暴力を使う。

暴言も暴力。

自分自身を守るために
暴力を使えば使うほど
自分自身を守れなくなることが
分かっていない。

その場限りの短絡的な思考。

もし良心があるなら
その後の自己嫌悪で
さらに傷つく。

暴力は
暴言は
何の解決にもならないことを
学ばなければ。

長期的に考えると
自分の利益となるのは
その時々の相手に気遣い
尽くすことが必要だと分かる。

そんな超絶な利己主義が
よくよく考えると
真の愛の行為となるのが
不思議でならない。

落ち着いて
自分の弱さを
心から認めると
ほら
暴力なんて
ちっとも必要もなく
ほんとうに
強くなれるのだ。

無敵の自分ができあがる。

いつも無敵な自分でいたい。

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