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わんわん ∪・ω・∪ シティ優勝Zライコウ
どうも、かっちょです。
今回は僕が12/11のスキップ玉出のシティリーグで優勝したデッキについての記事になります。
またそこから派生したデッキとして、しらぬい(@srniworld)が12/19のドラスタ岸和田のシティリーグで使用して0-2だったもの、ヒナタ(@HINATA56477644)(WCS2019シニア9位)が翌日12/20のドラスタ2号店のシティリーグで使用して4-1で予選落ちしたもの、以上の2つの変化形についても解説したいと思います。
構築経緯
デッキコンセプトはアメイジングライコウ(以下Aライコウ)とザシアンの組み合わせになります。
Aライコウをどう組むのが強いかを考えていたところ、相方としてザシアンがいいのではないかというところから始まりました。
ザシアンを相方とするメリットは以下↓
メタルソーサー&付け替え・コケコ◇のせんじんのまい、この2つによってAライコウの起動を安定させること。
鋼・雷の両タイプには単体性能が極めて高いアタッカーが存在するため、Aライコウへの依存度を低くして戦えること。
大きくはこの2つです。また、ザシアンによる初動の安定感はCSPのかかった大会でも安心感を与えてくれることを高く評価して、"ザシアン+ライコウ"の形を煮詰めることにしました。
逆にザシアンデッキにライコウが入っているメリットとしては、
ザシアンが相手のVポケモンの処理を得意として、ライコウが相手の非Vポケモンを処理を得意とするため、打点的に相互補完ができていること。
また、ほとんどのVMAXに対しても230+120という打点が有効なため、ほぼ全範囲に対して打点が噛み合うこと。(恐らくはセキタンザン以外全て)
というように、Aライコウはザシアンのサブアタッカーとしての役割を綺麗に果たしてくれます。
次に考えたのは、コケコ◇のバリューを活かすことです。
雷デッキとしての側面をどこまで強くするのか、エレキパワーを入れるのかどうか、といった問題については答えは分からないまま組み始めました。しかし基本雷エネをある程度採用することが決まってる以上、純粋な雷のアタッカーも搭載しておくべきだという考えは自然でしょう。
ここで真っ先に思いついたのはクワガノンVでした。しかしシティリーグ3日前になってクワガノンの問題点に気付きます。この3日前時点でのレシピがこちら↓
デッキコード:5FVkFf-mVfrYt-FVk51k
対して、当日の大会中にしらぬいにデッキコンセプトだけ教えてあげたところ、彼の組んだ予想レシピがこちら↓
概ね似たようなレシピですね、アタッカー配分については全く同じです。
その後大会直前にクワガノンを抜いた理由についてちゃんと教えたところ、納得はいったようですが
「俺は今クワガノンが刺さってると思うから使いたい」
という希望でした。
また、大会後にヒナタにクワガノンが不採用となった完成品のレシピを見せたところ、
「クワガノン入れへんの?」
とまあ同様の話になったため、彼もクワガノンについて考え始めることになりました。
上のレシピからクワガノンを抜くことで問題を解消したのが僕のデッキ、クワガノンをもっと強く使えるように構築を寄せたのがしらぬいとヒナタのデッキになります。
また、しらぬいは彼が前期のシティリーグで使ったクワガノンイオルブが概ね結論のようなのでその構築をベースにしつつも、Aライコウを積んだ方がより強くなるという点は合意したため、以前の構築にライコウを組み合わせるような方針となりました。
そこからの構築の変遷については↓参照。僕も手伝ったので構築の変遷は知っていて、完成度は高くなっていたはずなんですが………
https://note.com/srni/n/n27db6dc2281e
ただ結果としてしらぬいの構築からは鋼の関連パーツは完全に抜け落ちていって、ここで僕とはやりたいことが変わってきました。理由としては、ざっくり言ってしまうと僕はザシアンが環境の結論だと考えていたからです。詳しくは後述しますが、そこでザシアンとクワガノンをどちらも強く組み込めるデッキを目指したものがヒナタが持ち込んだものとなります。
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