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脳梗塞の関連図と看護問題・看護診断

この記事では、

  • 脳梗塞の関連図の見本

  • 個別性を出すためのチェックポイント

  • 脳梗塞の基本情報

についてまとめています。

※写せる関連図は記事下にあります。

もちゆき関連図とは?

もちゆき関連図とは、関連図が書けなくて困っている看護学生さんのためにまとめた、病態関連図のことです。
もちゆき関連図がオススメな人は、

  • 疾患別の関連図を書きたい人

  • 全体関連図ではなく、病態関連図の基本を知りたい人

  • うつしたことが教員にバレたくない人

このような人たちです。

もちゆき関連図を使えば、実習記録にかかる時間が大幅に削減ができて、睡眠時間の確保ができます。

ただ、無料で公開してしまうと、教員が検索して写したことがバレて困る学生さんがいるので、有料とさせてもらいました。

教員や指導者ナースは、ネットに挙がっている関連図をそのまま写していないかチェックしている人もいます。

ここにある関連図は、無料では簡単に閲覧できず、教員や指導者の手にも入りにくいので、写したことがバレないです。

  • 全然関連図の書き方がわからない人

  • どうしても時間が無くて徹夜になってしまう人

  • 他のことに時間を使いたい人

このように困っている人に活用してほしいです。

しっかり睡眠とって、体調バッチリで実習をしてきてくださいね!

↓関連図は記事の1番下にあります。

脳梗塞の基本情報

脳梗塞の原因

脳梗塞の主な原因は、主に3つの要因が関連しています。

まず、①アテローム血栓性脳梗塞は、主に血管内のアテローム性プラーク(動脈硬化性プラーク)と血栓の形成に関連して発生します。

  1. アテローム性プラークの形成:アテローム性プラークは、動脈内にたまった脂質(コレステロールなど)や炎症性細胞が結びついてできる斑点状の塊です。これらのプラークは血管壁に付着し、徐々に成長します。

  2. プラークの破裂や潰れ:アテローム性プラークは不安定で、外部からの圧力や急激な血流の変化によって破裂することがあります。プラークが破裂すると、その内部に含まれる脂質や炎症性物質が血液中に放出されます。

  3. 血栓の形成:プラークが破裂すると、血液中の血小板がその場所に集まり、血栓(血液の固まり)を形成しようとします。この血栓がアテローム性プラーク周辺に形成されることがあります。

  4. 血栓の閉塞:形成された血栓が血管内に詰まり、血液の正常な流れを妨げます。この閉塞が脳の血管で起きる場合、脳への血液供給が減少し、脳梗塞が発生します。

②ラクナ梗塞は、通常、小さな深部の脳血管で発生します。これらの小さな血管が閉塞する原因として、高血圧、糖尿病、高コレステロール、または喫煙などのリスク因子が関与することがあります。


③心原性脳血栓症(Cardioembolic Stroke)は、心臓からの血栓が脳血管に流れ込むことによって引き起こされる脳梗塞の一種です。以下にその発生機序を説明します:

  1. 心臓の異常:心原性脳血栓症の原因となる最も一般的な要因は、心臓の異常です。心臓の異常には、心房細動(Atrial Fibrillation)や弁膜症などが含まれます。心房細動では、心臓の上部(心房)が不規則に収縮し、血液が滞留して血栓が形成されやすくなります。心臓弁膜症は、心臓弁に問題がある場合、血液が逆流しやすくなり、それが血栓の原因となります。

  2. 血栓の形成:心臓内で血液が滞留したり、不規則な動きをすると、血栓が形成される可能性が高まります。これらの血栓は、心臓内で発生し、通常は心臓の左房や左心室に存在します。

  3. 血栓の放出:心臓から発生した血栓は、血流に乗って心臓の大動脈を通り、脳の血管に到達することがあります。一旦脳血管に到達すると、血栓が小さな脳血管を閉塞し、脳梗塞を引き起こします。

これらの原因を理解して、関連図に反映させていきましょう!

脳梗塞の病態

脳梗塞(Cerebral Infarction)は、脳血管の閉塞や血流の不足によって脳組織が酸素と栄養を受けられなくなる病態です。以下にその病態を詳しく説明します。

脳梗塞の主要な原因は、脳の血管が閉塞することです。

脳組織の障害:脳血管が閉塞すると、その血管が栄養分と酸素を運ぶことができなくなり、周囲の脳組織に障害が生じます。脳組織は急速に酸素を必要とするため、血流が途絶えると、神経細胞は死滅します。

炎症と浮腫:脳梗塞の領域では、炎症反応が起こり、脳組織が浮腫(腫れ)を起こします。この腫れは、周囲の正常な脳組織にも圧力をかけ、症状を悪化させる可能性があります。

脳梗塞の症状は、閉塞した血管が脳のどの部分に影響を及ぼすかに依存します。一般的な症状には、突然の強い頭痛、片側の筋力低下、感覚障害、言語障害、視覚障害、そして認識障害などが含まれます。

これらの病態を理解して、関連図に反映させていきましょう!

脳梗塞の看護問題・看護診断

脳梗塞の看護問題・看護診断の一例を挙げてみますね。

  • 片麻痺によるADL低下に関連した生活動作困難

  • 言語野の障害による失語に関連したコミュニケーション障害

  • 片麻痺や、視野障害による転倒のリスク

  • 頭蓋内圧更新症状による嘔吐や頭痛などの身体的苦痛

などが挙げられます。

脳梗塞|もちゆき関連図

関連図は、ここから下に画像ファイルを貼っています。
梗塞部位によって、出現する症状が違うため、梗塞部位別に関連図を分けていますが、1回の購入で全て閲覧できるようになっているので参考にしてください。

また、個別性を出すためのチェックポイントも載せています。
参考にして、より個別性のある関連図を使ってみてください!


脳梗塞の基本の関連図

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