『ネットニュースで世界が良くなるわけがない』第11話
第11話「ひいては世界は変わっていく」
中村さんの残業時間をいたずらに増やすわけにはいかない。私たち三人は空いている会議室に集まるとすぐに企画会議を始めた。
中村さんとオーランドさんは手分けして、台風10号に対する人々の反応を各SNSや掲示板で調べ始める。
私は気象庁のホームページなどで、台風10号の詳細な情報を収集する。
「SNSだと、気にしてる人ほぼいないなぁ。まだ発生したばかりとはいえ、本州に上陸する可能性もあるんだし、もうちょっと意識してくれてもいいよね」
「掲示板も同じっすね。人気の雑談板でも、スレッドどころか投稿の一つもないっすよ。ちなみにポケニュー以外で掲載しているニュースサイトは、今のところないみたいっす」
気象庁のサイトを見ても、特筆するような新情報は得られない。風速や中心の気圧がわかったところで、どうにもならない。
「そもそも、企画ってどういうものを想定しているんすか?」
「ポケニューとしてたまにやるのは、オリジナル記事の作成だね。それをトップページに掲載したりSNSに投稿するんだ。前回は玉木さんの発案で、ネットで話題になった犬みたいな鳴き声の猫の取材記事を作って、けっこう反響あったよ。1年近く前かな」
オーランドさんは「あーやってましたね、去年」と懐かしむ。
ポケニューでも他社から配信された記事を使うばかりでなく、自社で制作できるとは知らなかった。
しかし前回の企画は、なぜ1年近く前なのだろうか。
「企画はコスパ悪いからねぇ。取材費もかかる分、上の人たちがあまりいい顔しないんだ。それなら素直に他社の記事を掲載している方がマシだって。玉木さんの考える企画って、だいたい面白いから僕は好きなんだけどね」
「でもじゃあなんで玉木さん、今回はゴーサイン出したんですかね。しかも急に」
「今回のは取材費かからないからね。こうしてネットで調べてるだけだし」
「ああ、確かにそうですね」
「安楽椅子取材っすね」
しかしだからと言ってのんべんだらりと考えてはいられない。
台風が沖縄に上陸するのは1日後、進路によっては更にその2日後に本州にもやって来る。啓発記事を制作するのだとしたら、明日の昼ピークタイムにでもトップページに掲載したいところだ。
「あっ。この噂、使えそうじゃないすか?」
オーランドさんが見せてきたのは、匿名掲示板のとあるスレッド。台風と地震には相関性があるとの説について議論していた。
「ええ……これはちょっと眉唾モノじゃないか?」
「でも地質学の専門家がこの説を唱え続けているみたいっすよ。海外の大学の研究チームも、ハリケーンが地震を誘発したと結論づけた論文を発表してます。大昔から言い伝えとしてある日本の港町もあるみたいですし、取り上げる分には悪くないんじゃないすか?」
読み進めてみると、日本の大学教授や研究員の中にも、その説について前向きに意見している人が少なからずいるようだ。オカルト的な話だが、興味深いのは事実だ。
「でも、不安を余計に煽りそうな気も……」
「さっき玉木さんも言ってたじゃないですか、災害系は煽りすぎくらいの方がいいって」
「いや、それとこれとは……」
突如、会議室の扉が開く。玉木さんが薄ら笑いを浮かべつつ、中村さんを見つめる。
「中村くーん、そろそろ帰ろうかー?」
「やばい、残業警察だ。うわ、もう1時間以上経ってたのか」
「おまえらもぼちぼち本業に戻れよー。ユーザーが増えてくる時間だろ」
そう言いつつ玉木さんは、私たちが企画の為のメモを記したノートに目を向ける。一通り見ると、難しい表情を見せて嘆息する。
「良いアイディアは出なかったみたいだな。まあ、出ないものは仕方ない……」
「玉木さんっ、これなんかどうだって話していたところなんですよ!」
オーランドさんは先ほどのスレッドを提示する。玉木さんは「ははっ」と乾いた笑いを起こしつつ、見解を述べる。
「ギリギリだけど、まあセーフだな。見出しにさえ気をつければ、ゴシップ記事のような感覚でユーザも読むだろうよ。無論批判も大いに飛んで来るだろうけど」
編集長からのオーケーは出た。ネタとしての引きも申し分ない。オーランドさんは嬉しそうに小躍り、中村さんはわずかに抵抗感を残しつつも納得した様子。
では蒼井は、とでも言いたげな顔で、玉木さんが目線を送る。
「……何ですか?」
「おまえが発起人だろ。おまえが決めるんだよ」
飛んできた責任重大なパス。なんて勝手な言い草だろう。
まず私は企画を始めたいなどとは一言も言っていない。そもそも入社四ヶ月目の私に託すことか。もはやこれは新手のパウなのではないだろうか。
ひとしきり心の中で愚痴を吐き出したところで、答える決心ができた。
オーランドさんの提案に乗るかどうか、私の心では初めから決まっていたのだ。
「このネタは控えた方がいいと思います」
玉木さんは見定めるような目で私を見る。中村さんは意外そうな表情だ。そしてオーランドさんはやはり、異議を唱えた。
「えーなんでですかー。絶対数字取れますよー」
「PV数が取れるかどうか以前に、根拠が薄いのは問題だと思います。オカルトだとこちらが割り切っても、記事を読んだ人は余計な不安を抱いてしまうかもしれない。それは、やっぱり私はイヤです」
この心に決めた誓いはもう、何があっても破らない。
「私はいつでも、記事の向こう側にいるユーザーに寄り添いたいのです」
あるいはそれは、玉木さんにあの夜、問われた質問の答えでもある。
見れば玉木さんは、私の心をふわりと撫でるような、穏やかな笑みを浮かべていた。
「うん。僕も大事だと思う、そういう意識」
「……うむ。良い言葉っすね」
中村さんはいつもの柔らかい笑顔で、オーランドさんはどこか悔しそうにしながらも、私の意見を聞き入れてくれた。
私の願いは通った。しかしそれは、再びゼロベースに戻ったことを意味する。
玉木さんは再びノートに目を通しながらも、私たちを諭す。
「とにかく、今日のところはもう締めろ。また明日にでも考えれば……え、今年もう9つも発生してるのか。あぁそりゃそうか、今回のが10号だもんな」
「確かにそこ驚きっすよね。1つも知らなかったっすわ」
「ええと、8号と9号は先週発生したみたいで……わっ」
私の不自然な声に、皆そろって首を傾げる。
「いや、今年の台風の名前がズラッと書いてあるのに驚いて……そうですよね、台風ってすべてに名前をつけるんですよね」
「あー確かに、いつも変な名前ついてるイメージあるね。十号はなんて名前なの?」
「えっと……ピーニャンだそうです」
「えっ、なにそれ可愛い」
「すげー、めっちゃ変っすねー。ネット民とか食いつき、そう……」
刹那、中村さんとオーランドさんと私は一斉に顔を見合わせた。
言葉にせずとも、漂う空気感で把握できた。玉木さんさえ理解したようで「はっ」と短い笑い声を発する。
その瞬間、私たちの考えが一致した。
ピックアップすべきは、この「ピーニャン」だ。
***
ピーニャンとは東南アジアの国に伝わる神話の女神の名前だった。
誰もが羨む美貌を持ちながらも気性が荒くわがまま。夫の浮気に激怒し人間を1日1000人殺したと言われている。
「ピーニャンめちゃくちゃ怖いじゃないすか」
「でも、キャラは立ってますよね」
私たちはそこに目をつけた。ピーニャンを強調して記事へ誘導し、台風の最新情報や対策を記載することで対10号への意識を高める。筋書きは決まった。
残業警察に摘発され、中村さんはここで退場。オーランドさんもトップページの運用に集中しろとの強烈な視線を受け、記事制作の中心から離脱していった。
私は当初担当だったオーランドさんのサポートから外れ、比較的ローカロリーな国内と能のページを更新しながら、ひとり企画を進めていく。
台風十号に関する基本的な情報、ピーニャンの語源である女神の概要をまとめ、記事内で使用する箇所を絞る。更に窓や塀などの補強方法や備えておくべき防犯グッズを紹介。一般家庭でもできる台風対策の数々を、図解で示したイラストも作成していく。
制作過程を覗き見たオーランドさんは、「えっ」と声を上げる。
「めっちゃうまいっすね。蒼ちゃん先輩、デザインソフト使えたんですね」
「大学時代、学校のパソコンで使い放題だったので、ヒマな時に遊んでたんですよ」
「この説明キャラも可愛いし、食いつくんじゃないですか?」
その後も、運用をしながら記事制作に没頭していく。帰宅してからも記述における表現やイラストの細部が気になり、気づけば2〜3時間ブラッシュアップを重ねていた。
正直、記事を制作している間は、仕事中だということを忘れていた。
デザインソフトなんて大げさなツールを使い、仰々しく執筆してはいるが、感覚は小学生の時の自由研究に近い。悪く言えば学生気分だが、私の中の最も純粋で美しい価値観が蘇っているようで、非常に心地が良かった。
一社会人として、人の為、社会の為、という大義名分は忘れていない。
しかし一方でそれは、私を貫き通す、という呆れるほど自分本位な活動でもあった。
株式会社FLOWなどを有している30階建てのオフィスビルは、9時や10時前になると途端にエレベーターを利用する人々の長い行列ができる。
その最後尾に並びかけた時だ。目の前に立つその背中には、見覚えがある。とっさに逃げようと試みるも、運悪く相手の腰に私のカバンがぶつかり、見つかってしまった。
「おはようございますぅ、玉木さん……」
「……蒼井、おまえ遅番だろ。なんでいるんだ」
「あ、あれそうでしたっけ。てっきり早番かと……」
「早番だとしたらめちゃくちゃ遅刻じゃねえか。おまえさては、昨日の企画を詰める為にカフェテリアかどこかで仕事するつもりだったな?」
無言は肯定とみなされ、ひどく鋭利な目を向けられる。さらにあろうことか顔の距離をぐっと縮められ、心臓が止まりそうになった。
「……しかもおまえ、家でもやってたな」
すべてお見通しだと悟った時、去来したのはとてつもない恥ずかしさだった。入念にメイクをしてきたのに、なんて観察眼なのだろう。
玉木さんはそれはそれは大きくて長い溜息をついた。
「……フロアに着いたらちゃんと打刻して、自分のデスクでやれ」
「え、いやでもこれは私が勝手に……」
「口答えするなクソガキ」
「ぱ、ぱ、ぱう……」
「それから今月はもう、1日につき10分以上残業したら殺すぞ」
本当に今ここで圧殺しかねない眼光を前に、私は震えながら頷くしかなかった。
「うん、いいよこれ。面白いと思う」
完成した台風10号対策の記事を見て、中村さんは晴れやかに言う。
「ピーニャンのキャラを存分に活かしてるし、この図解もわかりやすい。よく見たら細部まで作り込まれてるし。早速今日の昼ピークで使ってみよう。SNSでも同時に投稿して」
「はい、よろしくお願いします」
こうして記事がポケニューにて発信される手はずは整った。
つい昨日の夕方、突発的に始まったこの企画。初めは困惑していたが、中村さんやオーランドさんの助けもあり、なんとか納得できるものになった。
結果に結びつくかどうかはユーザーの反応次第。
もしかしたら「不謹慎だ」とまた非難が飛んでくるかもしれない。嫌でも呼び起こされるのは、信長の同級生事件と金森フェイクニュース事件。ここで更なる炎上を起こせば、私は立ち直れないのではないだろうか。
ピークタイムが近づくごとに、身体がこわばっていく。
「炎上姫がまた、ポケニューを焼け野原にするのかな」
顔に緊張が表れていたようで、玉木さんは現状最も言われたくないことをヘラヘラしながら言い放つ。今回は玉木さんによって唐突に押し付けられた企画だ。もし炎上したら、全面的に玉木さんのせいにしようと思う。
「燃え尽きる時は一緒ですよ、玉木さん。焼け野原には誰も残りません」
「覚醒しやがったな、本物の炎上姫に」
「私に炎上できない記事はこの世にありませんよ」
「まあまあ調子いいよー、蒼井さんの記事」
中村さんの報告に、「へぇ?」とマヌケな声が漏れてしまった。
見れば時刻は12時3分過ぎ。気まぐれで玉木さんのバカ話に乗っていたら、自作記事が掲載された瞬間を見逃してしまった。何をしてるのか私は。
現状PV数は他の記事よりも少し高め。これはSNSで同時に発信したことによる流入も影響しているだろう。投稿も順調に拡散しているようだ。
SNSの反応を検索してみる。『ピーニャン可愛い』『ツンデレじゃん』『いやツンしかないだろ』『誰か擬人化してくれ』など、企画に乗ってくれている投稿も多く見られ、おおむね好評だと言えるだろう。
ひとまず大スベりとはならず良かった。批判も今のところ、SNS上では見られない。最低限の結果を出すことには成功したようだ。
しかし、それまでだとも言える。
ピークタイムを終え、トップページでのPV数やSNSでの拡散の度合いは、そこそこ。失敗ではないが、大きな影響を与えたとはけして言えない結果となった。
「まあ、こんなもんですよね」
私のこんな感想に、中村さんは眉をハの字にしつつ笑いかける。
「十分だよ。ヒット記事の部類に入るくらいのPV数を稼げたし。それだけ読んでくれたユーザーもいた。台風のことを意識させられたんじゃないかな」
「初めての企画にしては良い方だろ。取材費もかかっていないんだし、及第点だな。中村なんてポケニューに配属されてすぐの頃、企画を主導して大爆死していたんだぞ」
「なんでそれ言うんですか玉木さん!」
なんにせよ3人で始めた台風10号拡散企画は、まあまあの出来を残した。もちろん後悔などはない。達成感もある。やるだけのことをやった。
ただ、これで台風接近に対する、人々の意識は変わってくれたのだろうか。
安堵にも似た充足感と、ほんの少しの割り切れない感情を残して、企画は終了。
そう思い込んで、私は遅番の出勤時間までカフェテリアで休憩していた。戻ってくると、まずポケニュー内がにわかにザワついているのが見て取れた。
「あっ、蒼ちゃん先輩どこ行ってたんですか!」
遅番として出勤してきたオーランドさんは私の姿を確認すると、なぜかそう咎めてきた。
「どこ行ってたって、休憩に……」
「ピーニャンめちゃくちゃ拡散されてますよ!」
「……え?」
促されディスプレイを見ると、私は腰を抜かしそうになった。件の記事はSNSにて、大拡散されていたのだ。それどころかピーニャンという単語が、トレンドワードの上位に位置している。その流入もあり、PV数もうなぎ上りだった。
休憩に入る前にはトップページでもSNSでも勢いはすっかり落ち着き、あとは下降していくだけのように見えた。それが、なぜ突然こんなことに。
よく見てみると、ピーニャンに関する投稿の多くには、可愛い女の子の絵が載せられているようだ。
「おそらくこの投稿がきっかけになったみたいだね」
中村さんが指し示したのは、SNSへのピーニャン記事投稿に対する1つのコメント。
『誰か擬人化してくれよ』
実はこれは十数万のフォロワーを有する人気アカウントによる投稿だったようだ。
これにSNSで活動しているイラストレーターたちが反応。
プロアマ問わず、皆が思い思いのピーニャン擬人化イラストを描き、ネットの海に解き放っているようだ。
これには日本のみならず、海外のアカウントからも「ジャパンがまたやった!」などとコメントが寄せられ、世界的に反響を呼んでいるらしい。
台風のピーニャンはたった数時間で、ネットの人気者になったのだ。
「す、すごいですねぇ、ネットの力って」
この騒ぎを前に、他のどの感情よりも驚きが勝ってしまった。私の口からしみじみと、そんな言葉が出ていく。
すると中村さんとオーランドさんは目を剥く。
「何言ってるの、蒼井さんが仕掛け人でしょ」
「そうですよ。何を他人事みたいなこと言ってんすか」
「えっ、いやいやそれは違いますよ。ピーニャンがここまで拡散したのはどう考えても、擬人化の提案を提案したこの人のおかげでしょう」
「でも最初にピーニャンに注目したのは蒼ちゃん先輩ですよ。つまりすべての始まりは、蒼ちゃん先輩じゃないですか。インフルエンサーですよ、マジで」
想定以上におだてられ、私はもう恐縮する他ない。
正直なところ私が言った理由から、実感として私が広めたという意識を持てない為、喜んで良いのかもわからなかった。
そこへ玉木さんもやってきた。無表情でノートPCを押し付けてくる。
「ほら、おまえが作った記事のコメント欄、見てみろ」
「ええ、それは……私、金森あずさ事件からコメント欄を見るのが完全なトラウマに……」
「いいから見ろや」
半ば強制である。私は一度深呼吸し、恐る恐るコメント欄に向き合う。
そこには大多数のポジティブな意見があった。『やるじゃんポケニュー』『よく調べた』『ピーニャン可愛い』など。
しかし中には『災害をおもちゃにするな』など厳しい意見もちらほら見られ、「ひぃ」と身震いしてしまう。
「あ、このコメント。良いこと言ってくれているね」
中村さんが指差したのは、とある1件の長文コメント。
「ピーニャンというキャッチーな部分を注目させ、台風10号の接近を意識させたのは見事。補足情報でしっかり対策も載せてるし。一見くだらないものに見えるけど、こういうところから人の意識、ひいては世界は変わっていくと思う」
「……っ」
ジワリ、と視界が歪んでいく。
「ほんとっすねぇ。蒼ちゃん先輩が昨日言っていた記事の向こう側まで、きちんと届いた証拠じゃないすか」
「オーランドの案にしていたら、これが批判コメントに変わっていたかもね」
「でも僕の案なら、これ以上に賛否両論の大反響を呼んでましたよ、きっと!」
中村さんとオーランドさんは2人で顔を見合わせて笑い合う。
ただ玉木さんはというと、どこか意地悪そうな笑みを浮かべながら、私を見つめて離さない。
本当に玉木さんは、悪い人だ。なんて迷惑な観察眼だろう。
「っ……すみません、私ちょっとお手洗いに……」
彼らの視線を背中に感じながら、私は早足でトイレへ向かう。
個室トイレに入ると、水風船に針を刺したかのように、涙が溢れ出してきた。
しまった、メイク直しも持ってくるべきだった。一体どんな顔をしてみんなの元へ戻れというのか。何なのだ、本当に。
「あぁもう……止まれ、止まれ……」
大人になってここまで大泣きしたことが、いまだかつてあっただろうか。
いや、あった。ほんの数日前、自宅で号泣していたじゃないか。あずさちゃんの音楽を聴きながら、あずさちゃんに心の中で何度も謝りながら。
ただ、あの時の涙と今の涙がまるで異なる代物だと、自覚するほど更に溢れ出す。
もしかしたらネットニュースによって世界は、良くなるのかもしれない。
あるいはネットニュースのせいで世界は、良くならないのかもしれない。
それでも私は明日もこれからも、闘い続ける。どーでもいい記事ばかりの、軽く見られがちなネットニュースの世界に身を捧げていく。
ディスプレイの向こうにいる人々に向けて、思いを届け続けるのだ。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?