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しっくり来た言葉

むかし、むかし、飲食店で働いてる時に
時間が深夜0時を過ぎてお店も閉店の時間に
なり、店内にいるお客さんに伝票を渡して

お会計をお願いして、その時に
おじいさんとおばあさんの4人組の方達にも
お会計をうながして、トイレ行く人と
カバンから財布を取り出す人と
寝てしまってるお客さんなどがいて

1人のおじいさんが代表して支払って
先に、店の外へ出て、タバコを吸っていたが
待てど暮らせど、3人は話に花を咲かせていると、外でタバコを吸っていたおじいさんが

顔を出せるくらいの開き具合で戸を開けて
店の中の3人に対して、
「おーい、船が出るぞー」と一言。

それを聞いて、バタバタとしながらも
荷物を手に取り、こちらにご馳走様と言って
帰宅されていった。

その、「おーい、船が出るぞー」の一言は
おじいさんの創作などと言うよりも
昔から、使われてきた、急がせる言葉
なんだろうが。すぐさま理解がついて

妙に納得をしたのを覚えてる。
自分が今、同世代や目上の人に使っても
ピントは来ないかもだが
いまだに、記憶に焼きついてる、言葉である。

いつか、言ってみたいが、まだその年齢
では無い気がする。

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