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東郷温泉と天空の駅〜青春18きっぷ2023夏③〜

めちゃめちゃ良かった松崎駅(東郷温泉)エリア

3日目です。
前日は松崎駅からすぐのゲストハウスに宿泊しましたが
ここが素敵すぎた…

外観からして爆イケすぎてる

国鉄時代に使われていた宿舎をリノベーションしているので年季の入った建物だけど、炊事場や風呂場などの共有部分がめっちゃ広く作られてて、階段が特徴的だったり、外から列車や踏切の音が良い感じに入ってくるし、昔ここで沢山の鉄道マンが寝泊まりしてたんだなーって気分がめっちゃ味わえる最高宿でした。
そう書くとオタ向けの施設だと思われそうだけど、施設内はセンスで溢れておりめちゃくちゃオシャレ。でも落ち着くというか、昔からあるこの街に溶け込んでるような…そんな感じでした。
併設するカフェでは地元の特産を使ったお食事を手軽に味わうことができて、ゆっくり食べる幸せみたいなのを感じました。何といっても、朝食の味噌汁のシジミ(東郷湖のもの)がアサリ並みにデカくてビックリした!

こちらのゲストハウスは個人の時間を大事にして欲しいというスタンスから、施設内の写真撮影は禁止なのです。だから拙い文章でしかお伝えすることができないんだけど、とっても素敵な時間が過ごせました。
しかも東郷湖の辺りには雰囲気抜群の本屋さん廃校を利用した映画館やカフェ..気になりすぎる施設がめっちゃありました。
いろんな人が移り住んで来て始めたそうなんだけど…一体何なんだこのエリアは!?
朝早く出発する予定を立ててしまったばっかりに散策できなかったのが悔やまれる…!

そんな中唯一、立ち寄ったのがこちら

ゲストハウスから駅方面に戻ると現れる…

心くすぐる手書きの看板

ワガママボディを削り倒しながら狭い通路を進むと!

何とも秘密基地みたいな温泉が!
こちら驚くべきことに200円という安さの温泉で、朝の8時からやっているんです。

一番風呂独り占めでしたがトンデモ熱くてまともに入れませんでした(涙)なんとかお水を足して数秒入る×数セットを繰り返す感じでしたね。でもそのお陰で昨日の疲れがぶっ飛んだ気がします!!!!
でも汗が引かないまま電車に乗ったので朝の爽やかな通勤客の中で火照った私はすこぶる浮いていたでしょうね…

天空の駅 餘部

松崎8:39→10:45餘部
鳥取、浜坂と乗り換え、前から来たかった餘部駅にやってきました。

何度もテレビやYouTubeで見たけれど、やっぱり実際に見るとめちゃめちゃキレイで感動でした〜!人気のスポットなだけありますよね。

ここからショートカットで展望台に行けると何かで見たけど、その通路の入り口が意外と分かりづらかった。

降りた位置からトイレの方にちょっと歩かないといけないのね。
鉄橋の下をくぐり、反対側へ登るんだけど、これが分からない人が割と居るのか、一番下からゼイゼイ言いながら登ってきてる人が居ました。乙です…
この日は天気も良かったから、近道とはいえまあまあな登りで私も汗だくですよ。

展望所についてしばらくすると列車がやってきました!
トンネル前のカーブかっこいいなぁ!と思ってカメラを構えたが…

肝心のところでピントが合わずアホみたいな写真しか取れなかった。

ガックリして展望所を降りていると、ちょうど下から大きなカメラを持った撮り鉄のおじさまが来て「特急が来るよ!」と教えてくれた。
あ、そっか!特急は通過するから駅の時刻表に載ってないのかぁ。

というわけで、何か見たことあるやつ的な写真を無事撮ることができた。

鉄橋の真下にトンデモ巨大なスズメバチの巣を発見して震え上がった。穴が空いてて鳥ちゃんが出入りしていたのでもう全滅してる感じだったが、もうこれで3つ目らしく駆除された跡が残っていた。
こんな天空の橋に何度も作るなんて頭良すぎやろ…

この鉄橋の下から見た景色もなかなか凄かった。鉄橋の上から見下ろす景色も綺麗だったけど、この昔ながらの集落の側に立つ異常に巨大な建物との対比がとても印象に残った。非日常感が半端ないのである。

でもこの餘部駅は地元住民の悲願で、元々なかった鉄橋の上に作られたものなのだとか。建設には住民も参加して、子供が石を運ぶ姿も。住民全員の想いで作られた駅なんですよね。

鉄橋の下には道の駅があるので、ここでお昼ご飯を食べることにしました。ありがたい。

個性的な顔ハメが多数用意されていました。パワー!!!

浜うどんをチョイスしました。お魚やお野菜の天ぷらがふんだんに入ってて、お腹を満たすのにちょうど良い量で、めっちゃ美味しかった!700円ていうのも嬉しい。

さて天空へ戻ります。
今度はクリスタルタワーのエレベーターでひとっ飛びです。この暑さの中、また坂を登るなんて辛すぎるので、ありがたく利用させていただきます。これ自由に、無料で利用できるの凄すぎません?

来た時はあまり意識してなかったけど、餘部駅はリニューアル時に元からある鉄橋を、うまいこと残してるんですよね。
そりゃ元の赤い鉄橋のままの方がエモくて素敵だけど、これはこれで考えた人凄いなと思った。

12:20餘部→姫路15:58

さて、こここからまだまだ移動します!
豊岡駅で福知山行に乗り換え、和田山駅から播但線に入ります。初めて乗る路線なのでメッチャ楽しいです。城崎あたりで見た特急が関西って感じのやつだったのであぁ〜関西に入ったなぁって感じがした(餘部は兵庫県なのでとっくに関西っちゃ関西なのですが…)


寺前駅から乗ったやつ、めちゃめちゃ好みのやつでテンションが上がった!!!色も濃いイチゴみたいで可愛いすぎる!!!

乗り換えに少し時間があったので、お土産コーナーでお菓子を買った。柚子が特産品なのかな?適当に買ったのにケーキがとんでもなく美味しかった。多分よく見るレモンケーキがベースだと思うんだけど、柚子の果肉が良いアクセントになっててアップデートがすぎる仕上がりに。1個しか買わなかったのを後悔した…

姫路に着いたら、前から行きたかった所に行ってみた。
白い城…じゃなくて黒い遺構、みたいな。

その昔、姫路モノレールという凄まじい勢いで役目を終えてしまった伝説の鉄道があったのです…老朽化などの理由から、殆ど解体されて無くなってるんだけど、こうやって一部だけ残ってたりするんですよね。
街の中に残された骨組みが何とも異様だし、お店も含めて時が止まってる雰囲気が何ともいえない気持ちにさせますね。これお店の中どうなってるんだろ…?

手柄山にモノレールが展示されてるそうなんですが、営業時間に間に合わなそうだったので今回は断念。レンタルチャリとか借りて散策した方が良いかもなぁ。これ以上は暑過ぎて無理。
というわけで今日はこれでおしまい。
アゴダで異常に安売りになってたビジネスホテルを運よく予約することが出来たんで、早めにチェックイン。ゆっくり休むことにしました。

晩御飯は近くの居酒屋で餃子と姫路ハイボール(ジンジャーハイボールに追いショウガ)、シメはラーメンという最低で最高の1人メシをキメたりました。

明日は再び備後落合へ!!!

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