【日本の歴史2】日本列島の誕生と縄文文化
いよいよ、日本列島の歴史についてです。
約1万年前に地球が温暖化して氷が解け、海面が上昇した結果、日本列島ができたんですけど、この温暖化を境目にして2つに分けて日本の歴史を説明をします。
1つ目が、日本列島ができる前までの話。
2つ目が、日本列島ができた後の話。
①日本列島ができる前(温暖化の前)
約1万年前に地球が温暖化するよりも前の地球は、ものすごく寒い氷期と、そこそこ暖かい間氷期っていうのをくり返していたみたいです。
で、ものすごく寒い氷期の時期は海面が低くて、日本列島が大陸と陸続きになっていたらしいです。
大陸と陸続きになっていたから、人類はテクテクと歩いて日本(当時は「日本」って呼んでいたわけじゃないけど)にやってくることができたんですね。
そんな人類はどんな問題にぶち当たっていたのか?
というと、それは「食べるものがないと死ぬ」っていう問題です。
食べるものが欲しくて仕方ないわけです。
つまり、「食糧の確保」という目標を達成したい。
で、目標を達成するために当時の人間は「食べられそうなものは何かな?」って探すわけです。
(植物をとって食べたりもしていたみたいですが、ものすごく寒い氷期もあったので、植物だけで生きていくのはつらかったはず)
で、見つかったのはマンモスとかナウマンゾウとかオオツノジカっていう大型動物。
「おいおい、素手では倒せねえぞ」ってことになるわけですね。
っていうことで、人間は発明をしました。
大型動物を倒すための武器を作ったんです。
何を武器にしたかというと、石です。
石って硬いんですけど、カチカチって打ち欠くことでスパンって割れて、切れ味の良い刃物みたいになったりするんですよね。
そうやってカチカチって打ち欠くことで作った切れ味の良い石のことを打製石器って言います。
その打製石器を棒にくくりつけたりして、大型動物に勝負を挑み、食糧をゲットしていたんです。
(打製石器のみを使っていた時代を旧石器時代と言う)
ちなみに、歴史の教科書で群馬県の岩宿遺跡っていうのが出てきます。
なんで岩宿遺跡っていうのがテストに出るのか?っていう話をしておきます。
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