美しくなろうと思った

※2020年秋に書いたものです

自分と向き合うきっかけその3は、美しくなろうと思ったことである。

10月7日は自分の中で本気の記念日なのだが、これはダイエットを開始した日だから。

これまではあやしいのからひたすらカロリーを減らすのまでいろんなダイエットに手を出してきた。

　トマトスープダイエット：1日の食事の2回をトマトスープに置き換える。これを1週間から2週間続ける

　シェイクダイエット：DHCか何かで買ったシェイクを夕飯に置き換える。

　キャベツダイエット：主食をキャベツにする。

　18時間ダイエット：18時間なにも食べない。

　ライザップノートダイエット：糖質制限。1日120グラム？結構厳しかった。

　ひたすら筋トレダイエット：摂取カロリーとかなにも考えず、自分が好きなものをいくらでも食べるが、朝に1時間くらい外国のワークアウトチャンネルの筋トレに励む。

　走ればオッケーダイエット：朝に1時間くらい本気で走る。食事は、好きなものを好きなだけ。

今年やったのだけでもこれだけある。どんだけだよ。

ひとまず、なにも考えずに好きな物をいくらでも食べているのはよくない。むしろ太るということがよくわかった。チョコスティックパン3本とチーズ3個＝間食の一部、毎日やばい量の白米、などなど。

トマトスープで辛くなり、ひたすら運動で食べる量が増えに増え、（どうやら、運動量を無理に増やすと食欲も増えるそうだ）、人生最高の61.5キロを達成。

体重計で見た最後は60キロくらい。

怖すぎて最後の方は見ていない、かつ腹が減っているという状態がなかったので、いつ体重を図るべきかもわからず、多分それくらいの体重があったはずである。

その時期に、学科で卒業アルバムの写真を撮った。

帰宅してよし、と見てみると自分が立派すぎてぶったまげた。

髪型もあるだろうが、安定感がありすぎる。やばい。これは流石に華の21歳やばい。

そう思って過ごしており、マックで運命の「KPOPアイドルダイエット」発見。

さつまいもがいいのか、そしてKPOPっていいなあ。

そうやって聞いていると、バンタンの曲にあった。

確かfake love。

メロディーが好みだなと思って聞いているといつの間にかバンタンがかなり気になっていた。

家に帰りバンタンのダンスのムービーを見て、boys with luvのピンク髪のboyにやられた。

黒のスキニーパンツにブーツという踊りにくそうなファッション。

しかし、その脚よ！

なんて曲線美だろう？

男性はスキニーを履くとキモいという概念が覆され、この時から私はパクジミンに沼落ちした。

そして、毎日ジミンちゃんの写真を集めに集め、オタク垢を作って交流し、

走りながらジミンちゃんの写真を眺め、

待ち受けをジミンちゃんにし、ダイエット記録アプリのアカウント名を「ジミンちゃん」にし、

毎日バンタンの曲を聴き、

やばい頻度で本屋に通ってバンタン特集がされている本を買い漁り、

バンタンコーヒーのために1時間以上自転車を爆走させた。

こんな感じで、気がつくと体重が3キロほど減っていた。

アイドルの力、恐るべしである。

それから卒論鬱で辛い時期もあったが、明日けん友達さんたちが毎日温かい言葉で励まし続けてくれて、トミー先生も心のこもったスノードームをくれたり。

これまでなら、ちょっと自分ルールを破ったり、体重が増えたら諦めてバクバク食べて逆に体重を増やしていた系ダイエット成功歴0の自分であったが、何度か絶望しやる気がなくなりつつも立て直して、

10月7日から年を超えて1月11日の今まで続いている。

今は3ヶ月継続という感じだけど、今の目標はもはや「4月までに50キロ」とかではない。（多分そうすると、達成した後に気が緩んでリバウンドしてさらに太るので。）

そうではなく今の目標は「ゆるくひたすら継続すること」である。

アプリに記録して客観的に自分の食行動を見て、食欲をコントロールするすべについて学びながら、自分の身体を使って実験していく。

これを通して、最終的にはカロリーを意識しなくても、空腹になった時に身体が欲するものを健康的に食べる、健康的な体重をキープできる人　になるのが目標である。

そのためには、睡眠とストレス管理が大切になるという。

特にストレス管理。難しいよね。

ここで、自分が最近良いと思った言葉を書いておく。

「幸せは結果ではなくて過程にあるものだ」

「他の人は全員1歳児だと思おう。他人をコントロールすることに期待することが一番のストレスである」

この言葉を胸に、今年も生きていこう。