大阪城ホールで宇多田ヒカルを見た。
(画像はイメージです)
本当に本当に奇跡みたいな夜だった。
僕がヒッキーのことを大好きだってことはずっと語って来たけれど、ついに目にすることができた、夢が叶った
登場して1曲目を歌い始めた瞬間に、これまで何度も聞いてきた歌声が響いて、それから鳥肌が治まらなかった
そこからこの25年間を振り返るようにヒット曲を連発していく
2000年代の名曲の数々を改めて聞く度にヒッキーがいなければ今の日本のR&Bはなかったと思えた
そして僕はやっぱりロンドンに移住してからリリースされた2010年代の曲が大好きだなと思った
どこを切っても同じような日本のポップスシーンにおいて、明らかに異質で実験的な音楽を作ってきたと思うから
ライブでも緻密にすべて計算されていて、楽器と打ち込みの使い分けからヒッキーの歌声が乗っかるところまで完璧過ぎた
もちろんバンドメンバーもすべてロンドンから連れてきているから肉体的に
もものすごく音圧だった
最後に思ったことは、これをフジロックのあの空間で聞けたら、どれだけ最高だろうということ
絶対に合う!ヒッキーをヘッドライナーに持ってきて文句言う人いないと思う、本当にフジロックはブッキングすべき!
25年のキャリアを経て、サウンドは進化し続けてきた一方で、歌う内容は等身大になってきていて、その魅力に改めて気づけた夜でもあった。本当に奇跡のような空間だった。