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【NUS寮紹介】Pioneer House

お久しぶりです!もちです
中間テストからバタバタしていて、情報をお届けできていなくてすみません( ;∀;)
今回の記事では、私が住んでいる寮 Pioneer House についてお話したいと思います!


NUSの寮について

まず、本題に入る前に少し、NUSの寮制度についてお話したいと思います。
NUSには2023年時点で15の寮があり、それぞれに魅力的な特徴があります(ちなみに公式ページはこちら
これら15の寮は、それぞれの寮モデルで以下の4つに分けられています。

  • Halls of Residence

    • 6つのHallsがあってそれぞれ特色がある(スポーツのCCA*が強い、芸術系のCCAが多い、毎日パーティーなどなど)*CCAとは部活やサークルのようなもの

    • ミールプラン付

    • 寮コミュニティの結びつきが一番強いイメージ(個人的にハリポタの寮みたいだと思ってる)

  • Houses

    • 3つのHouses

    • ミールプラン無し

    • 比較的最近できた寮モデル(HallsとStudent Residenceの中間)

    • Pioneer House (略してPH)もこのHousesのうちの1つ

  • Residential Colleges

    • 4つのcolleges

    • ミールプラン付

    • 生活と学びの場が一体化していて、それぞれ独自のプログラムがある

  • Student Residence

    • 2つのresidenceがある

    • ミールプラン無し

    • 交換留学生のほとんどがこの2つに住んでいる印象

また、寮にもよりますが、異なるお部屋のタイプ(シングルやダブル、エアコン有無、個人用の洗面所の有無など)が用意されています。
留学プログラムによっては自由に寮を選べるわけではなく、また場合によっては留学生でも寮に入れない(NUSは生徒数が膨大なので常に寮の需要過多状態)こともありますが、このように様々な選択肢が用意されています!

Pioneer House について

さて、ここからは私のホーム Pioneer House (以下PH)について紹介していきたいと思います!
PHは大学敷地内南のPrince George's Park (PGP)エリアにあり、大学最寄り駅のKent Ridgeから徒歩圏内にあります。

右下の青で囲っているところがPH。ちなみに赤丸は私の通っている学部で、寮からは大学構内を走る無料バスに乗っています。
PGPエリアには3つのHousesと1つのStudent Residence の合計4つの寮が集まっています。

PHの特徴としては Pastoral care や Peer Mentorship Programme といった、ざっくりいうとコミュニティサポートが充実していることが挙げられます。
というのも、PHの価値観として "live, learn & love" というものがあり、ビジョンとして「reaching out to everyone, and for nobody to be left behind」ということが掲げられており、NUSでの学びを生活の面から支えるサポートやプログラムが提供されています。中には交換留学生には提供されていないプログラムもありますが、それでも十分なくらいのサポートが用意されています。
また、月に1回くらいの頻度で開催されるハウスイベントや、住居の階やブロックで分けられたクラスターのイベント、CCAなどを通してPHの一員”PHamily”としての絆を深めることができます!

PHウェルカムパックの中身。この他にもテスト前になるとwell-being packということで食べ物や飲み物が配られます!
PHのInterest groupsのひとつ、家庭菜園のグループが使っている畑と花壇
月1のハウスイベント開催前の様子。イベントでは軽食が用意され、グループ写真や綿菓子、ヘナタトゥーのブースがありました!

Pioneer House のお部屋・施設

PH に用意されているお部屋のタイプはシングルCタイプ(シングルベッド・共用キッチン/洗面所/お手洗い/お風呂)のみで、エアコンの有無を選ぶことが出来ます。

共用キッチン(IHコンロ・冷蔵庫・電子レンジ・オーブントースター・ケトル有)
洗面所(洗面台は3つあって両隣の壁にハンドソープがでてくるやつが付いてる)
シャワー室(これも3つしかないけれど、案外15人共用でもどれか1つは空いてる。床の清潔さの問題でビーチサンダル必須。)
トイレ(トイレだけは4つある)

下のファイルはお部屋の様子です!

私のお部屋はエアコン無しなので家賃は136 SGD/週 です。(因みにエアコン付きになると154 SGD/週+エアコン使用料)赤道近くのシンガポールでエアコン無しなんて…と思われるかもしれませんが、すべてのお部屋についているシーリングファンのおかげで案外なんとか生きれます。ただ、やっぱり晴れの日中は室内温度が33℃以上になったりもするので、そういう時はエアコンが効いた施設や大学内のカフェなんかを利用しています!

私のお気に入りの勉強場所 Quiet Room
写真の通りマッサージチェアがあり、手前には机とソファが、そのとなりにはビーズソファーもあります。

また、Quiet Roomの他にReading Roomという勉強場所もあります!
その他のPH全体での共用施設としては、ランドリールームやプリンタールーム、ラウンジなどがあります。(詳しくはこちら

ランドリールームには5つの洗濯機と4つの乾燥機があります。たまに乾燥機は空いてないこともありますが、大人数の割に案外どこかしらは空いています。一回1SGD で支払いは現金以外ほぼ何でも受け付けています(クレジットカードやPayNow、EZ-Linkなど)

PHだけでなく、PGPエリアの寮全体の施設としては、講堂やスポーツジム、コート、そして私の生命線 PGP Canteen(食堂)があります!
PHにはミールプランは無いですが、このcanteen やPGPの敷地内に24時間営業の無人コンビニもあり、最寄り駅にもご飯屋さんやスーパーがあるので、むしろ自分に合わせて食生活を調整しやすいです。

Pioneer House のスキポイント

私がPHを選んだのには色々な理由があるのですが、PHを選んでよかったな~と思うポイントは「個人の生活が適度に尊重されつつ、困った時に助け合えるコミュニティの繋がりがある」というところです!
あくまで私が感じた印象ではありますが、PHはHallsほど寮内イベントや活動が活発という感じではなく、自分が参加したいものに都合に合わせて参加できる雰囲気があります。社交をしたければできるし、ひとりの時間を楽しむこともできます。正直悪く言ってしまえば、自分から参加しないと折角の留学なのに引きこもることにもなりかねないです。でも、私のような内向型の人間にはひとりで落ち着く時間も社交と同じくらい大事なので、このPHの雰囲気がすごくありがたく感じています。
また、助け合いの精神が大切にされているので、何かあった時にも安心して頼れる先が用意されています。実は私、先月はじめてコロナに罹り、「コロナの苦しさ×海外での体調不良という不安」で自分史上最大にしんどい思いをしたのですが、そんなときに同じ階の子が気遣ってくれたり、Peer mentor(階の監督生)の子がビタミン剤や漢方薬、マスクやお菓子をくれたりと、色々と助けてもらいました。そして、「こんな風に助けてもらったから、次は私が誰かの助けになろう」そういう風に思える素敵な場所がPioneer Houseです。

まとめ

以上、Pioneer House の紹介でした!
私にはPHの雰囲気が凄く合っていましたが、PH以外にも冒頭で述べたようにたくさんの寮の選択肢がNUSにはあって、どれかしらはそれぞれの性格や生活リズム、したいことに合う寮があると思います。
これからNUSでの寮生活が始まる人に、素敵な思い出をつくれる温かな居場所が見つかりますように(❁´◡`❁)

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